アリアナ・グランデ、約8年ぶり来日!両親と一緒にショッピング満喫

歌手で女優のアリアナ・グランデが19日、TOHOシネマズ日比谷で行われた映画『ウィキッド ふたりの魔女』(3月7日全国公開)のジャパンプレミアに、シンシア・エリヴォ、ジョン・M・チュウ監督と共に登壇。アリアナはトーク中、時折きれいなイントネーションの日本語を挟みながらトークをするなど、日本愛を爆発させた。イベントには日本語吹替えキャストを務めた高畑充希、清水美依紗、kemio、ゆりやんレトリィバァも参加した。
本作は、二人の魔女の友情を描いたブロードウェイミュージカル「ウィキッド」を映画化。正反対の道を歩んできた大学生のエルファバ(シンシア)とグリンダ(アリアナ)は、最初は反発し合うものの、徐々にお互いを尊重し、かけがえのない絆で結ばれていく。
純白のドレスで登場したアリアナは、約8年ぶりの来日。「世界で最も大好きな国。長く来日することができませんでしたが、この映画を携えて日本に来ることができて幸せです」とあいさつすると、日本語で「日本が大好きです!」と客席に呼びかける。
『ウィキッド ふたりの魔女』は現地時間3月3日にアメリカ・ロサンゼルスで行われる第97回アカデミー賞で、作品賞を含め10部門でノミネートされるなど、世界中で高い評価を得ている。アリアナは「(ミュージカルの初演から)22年間も愛され続けてきた作品をやっと日本のみなさんに観てもらえます」と目を輝かせると「先ほど日本の吹替えを担当する方ともお会いできました。とても素晴らしい人間性でした。自分自身であり続けることに怖がらなくてもいいと伝えてくれる作品に出会えたことが、とても光栄です」と感激した様子で語っていた。
両親と共に来日したアリアナは「今回の来日で最も楽しみにしていたことが、両親とのショッピングです。特に父は日本が初めてだったので、一緒にショッピングができて嬉しかった」と笑顔を見せると、アリアナとは対照的な黒のドレスで登場したシンシアも「わたしはモノを書くことが大好きなので、美しい万年筆と出会えたら嬉しいです」と続けた。
多くのファンから大歓声があがるなかシンシアが「日本大好きです」と日本語で応えると「アリアナに日本語を教わったので披露しました」とチャーミングな笑顔で話す。アリアナも「あとどれぐらいで日本に来られるのか、ずっと指折り数えていました。日本のファンの皆さんに映画を観ていただけることがとても嬉しい」と投げキッスをするシーンも。最後にアリアナは「日本大好きです」と再度日本語であいさつすると、場内から大歓声があがった。(磯部正和)