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号泣の神回!「日本一の最低男」香取慎吾が約5分に及ぶ長ゼリフ

第6話より一平(香取慎吾)とひまりの実父・康太(奥野瑛太)
第6話より一平(香取慎吾)とひまりの実父・康太(奥野瑛太) - (C)フジテレビ

 香取慎吾主演のフジテレビ木曜劇場「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(毎週木曜22時~22時54分)の2月13日放送・第6話では、一平(香取)の姪っ子・ひまり(増田梨沙)の実父(奥野瑛太)を童話「ごんぎつね」になぞらえたエピソードが展開。香取、奥野の迫真の演技に涙する視聴者が続出し、タイトルのほか「ひまりちゃん」「一平さん」「ごんぎつね」「正助くん」など複数の関連ワードがXのトレンド入りをする大反響を巻き起こし、「神回」とも言われている(※一部ネタバレあり)。

【画像】香取慎吾が「SHOGUN 将軍」俳優と涙の名演!第6話

 前話のラストでは正助(志尊淳)が、一平が選挙に出馬するために自身や子供たちを利用していることに気付き激怒。正助はできるだけ早く出て行くと告げ、一平は引き留め作戦に奮闘するなか、一平が発起人となって始まった「こども食堂」の特集がニュース番組で放送されたことで思いがけない人物が現れる……。その人物とは、一平の妹・陽菜(向里祐香)の元夫でひまりの実父である康太。陽菜と幼いひまりを捨てて離婚し、長らく連絡が途絶えていたが、“テレビで自分の姿を見たら会いに来てくれるかもしれない”というひまりの密かな願いが届いたのか、康太は数年ぶりに一平の前に姿を現す。

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 康太が番組で愛しい娘の姿を目にするも、同時に元妻の死を知った時の喜びが絶望に変わる瞬間。一平や正助を前に、かつて友人と二人で会社を立ち上げ「デジタル長屋」(一人暮らしの人が同じ長屋で済んでいるみたいにコミュニケーションがとれたり助け合えるシステム)の実現に取り組むも挫折し、借金を返済するなかで友人が亡くなってしまったこと、夢のために晴菜を利用した挙句逃げてしまったことなど後悔と苦しみの日々を、絞り出すように打ち明ける康太。救いようのない人生を生きる男の悲哀を全身で体現する奥野の名演が視聴者をくぎづけにしたが、中でも反響を呼んだのが約5分に及ぶ香取の長ゼリフ。

 生命保険の受取人をひまりにしているためだと正助の連絡先を聞き、立ち去ろうとする康太に、一平はおもむろに「死ぬとかないよね?」と問うと、「なんですぐ探さなかったの? 自死免責期間あけ待ちとかってないよね?」「ふざけんなお前! また逃げんのか」続け、生きていても何の役にも立てない自分には死んでひまりにお金を残すことしかできないという康太に「うれしいのはあんただけ! うれしいのは錯覚。俺言うからな、ひまりに。その金はあいつが自分で死んでつくった金だって。喜ぶと思うか? 喜ぶわけねえだろ、バーカ! バカにすんじゃねえぞひまりを!」と怒りを爆発させた。

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 「いいじゃん、利用から始まったって。利用してんだけどさ。これからもする気満々だけど一緒にいると何か…あるじゃん。どうしようもなく勝手に生まれちゃう何か…」と正助たちを利用しようとした自身を重ねながら、「悪いけど俺はあんたを利用する。あんたの孤独とか不安とか絶望とか。そういうの全部選挙に利用させてもらう」「ばっくれてたひまりの養育費、払えよきちんと! 保険金じゃなくて何でもいいから働いて、金貯めてまた会社つくってその何とか長屋、再挑戦しろよ! いいよそれ、官民連携できそうじゃん。俺が当選したら動くから。利用しろ、俺を!」と康太の背中を押し、「死んでうれしいなんて、そんな社会は間違ってる」と力強く言い放った。

 康太から手紙が届いた際には正助に「(晴菜やひまりを)傷つけた張本人に何で今さら…」「クズ」と、会うことに難色を示していた一平から発せられた全力のエール。薄幸な康太を新美南吉の名作童話「ごんぎつね」の孤独なきつねと重ねたストーリーも視聴者に刺さり、SNSでは「一平おじさん優しいんだなあ」「一平さん熱い」「やっぱりイイ人だった」「一平かっこよかったよ」「胸が痛い」「こんなに号泣させられるとは」「号泣」「爆泣き」「神回」と洪水のようにリアクションが。また、ひまりが康太と再会した際に放ったけなげな言葉、その問いに対する一平の提案がさらに涙腺を刺激し、「さすが一平さん」「ナイス提案」「めっちゃ泣いてる…」「涙腺崩壊」と涙のリアクションが相次いだ。

 ゲスト出演した奥野は、近年はNetflixシリーズ「さよならのつづき」(2024)や、エミー賞史上最多18部門を受賞した海外ドラマ「SHOGUN 将軍」(ディズニープラス・2024)、主演映画『心平、』(2024)などに出演。香取の主演映画『凪待ち』(2019)にも出演しており、今後は実在する指名手配犯の逃亡生活を描いた映画『桐島です』(7月4日公開)を控えている。(石川友里恵)

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