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【ネタバレ】「御上先生」御上が面会室で語った“ある映画”とは インドで起きた無差別テロ描く衝撃の実話

画像は「御上先生」第5話より
画像は「御上先生」第5話より - (c)TBS

 日曜劇場「御上先生」(TBS系・毎週日曜よる9時~)の第5話が16日に放送され、主人公・御上孝(松坂桃李)が面会室で“ある映画”について語る一幕があった。(以下、ネタバレを含みます)

【画像・ネタバレあり】御上に試練が…「御上先生」第5話場面写真

 「御上先生」は、高校教師となった東大卒のエリート文科省官僚・御上孝(松坂)が、18歳の高校生たちを導きながら、汚い大人たちの権力によって子供たちが犠牲になっている現実に立ち向かう“大逆転教育再生ストーリー”。第5話では、隣徳学院3年2組の神崎拓斗(奥平大兼)が御上と共に、殺人犯・真山弓弦(堀田真由)と面会する展開が描かれた。

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 神崎と真山、両者の間に張り詰めた空気感が漂っている中で、御上は「ある映画で、高級ホテルが少年テロリストに占拠され客が次々に殺された。でもその虐殺の最中、テロリストの少年が客の食い残しのピザを食べるんだ」と語り出す。

 「たぶん、生まれて初めてのピザだ。彼はそのあまりの美味さに無邪気に笑いだす。自分が虐殺した死体の前で。ほんとに悪いヤツはきっとそのホテルにはいない。そこにいるのはピザを食ったことのない貧しい少年とたまたま観光にやってきた人よりちょっと金持ちなだけのただの客だ」

 映画のタイトルは劇中では触れられていないものの、御上が語った内容から、オーストラリア出身のアンソニー・マラス監督が手がけた『ホテル・ムンバイ』(2018)だとわかる。同作は、インド・ムンバイで2008年に起きた同時多発テロを題材にしたサスペンス。テロリストに占拠されてしまったムンバイの5つ星ホテル「タージマハル・パレス・ホテル」で起きた衝撃の実話を、『スラムドッグ$ミリオネア』などのデヴ・パテル主演で映画化した。

 御上が語っていた該当のシーンは、映画の前半に登場。ホテルを占拠した実行犯グループの少年たちが、エレベーターを調べる際に見つけたピザをつまみ食いする。

 第5話では、高校生ビジネスプロジェクトコンクールに出場した冬木竜一郎(山下幸輝)が、「金融マン同士で“倍返し”をしあっている場合ではありません。学校も金融ドラマも僕たちに金融の本当の意味を教えてくれない」と大ヒット日曜劇場「半沢直樹」を批判するシーンも見られた。(編集部・倉本拓弥)

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