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竹野内豊主演『雪風 YUKIKAZE』玉木宏、奥平大兼、當真あみ、田中麗奈、中井貴一ら共演陣が発表

『雪風 YUKIKAZE』に出演する竹野内豊、玉木宏、奥平大兼、當真あみ、田中麗奈、中井貴一
『雪風 YUKIKAZE』に出演する竹野内豊、玉木宏、奥平大兼、當真あみ、田中麗奈、中井貴一 - (C)2025 Yukikaze Partners.

 竹野内豊主演で、駆逐艦「雪風」の物語を描く映画『雪風 YUKIKAZE』(8月15日公開)の共演陣が発表され、玉木宏奥平大兼當真あみ田中麗奈中井貴一らが出演することが明らかになった。

【動画】『雪風 YUKIKAZE』超特報映像

 アメリカを始めとする戦勝国からも讃えられた、伝説の“不沈艦”「雪風」を、史実に基づいたフィクションとして甦らせる本作。様々な資料を基に生み出されたオリジナルキャラクターとなる、雪風の艦長・寺澤一利(竹野内)を主人公に、太平洋戦争の渦中から戦後、さらに現代へと繋がる激動の時代を懸命に生き抜いた人々の姿とその運命を描く。

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 玉木が演じるのは、「雪風」の先任伍長・早瀬幸平。これまで『真夏のオリオン』(2009)や『沈黙の艦隊』(2023)で艦長を演じてきた玉木が本作で担うのは、下士官・兵を束ねる先任伍長役。荒っぽい駆逐艦乗りたちの兄貴分として、熱くなると艦長にさえ物申すことも。初共演となる竹野内と玉木が、時にぶつかり合いながらも、階級の差を超えて信頼し合う二人の男たちを演じる。

 また、「雪風」の若き水雷員・井上壮太を演じるのは、TBS系日曜劇場「御上先生」の生徒役でも注目を浴びる奥平。井上はミッドウェイ海戦において、沈没した巡洋艦から海に投げ出され、「雪風」に命を救われた乗員の一人。運命のいたずらか、その後「雪風」乗組員となり、早瀬の部下になる。

 さらに、當真が早瀬幸平の妹・早瀬サチ役、田中が寺澤一利の妻・寺澤志津役、中井が大日本帝国海軍・第二艦隊司令長官・伊藤整一役で出演。映画『連合艦隊』(1981)において、死地に赴く戦艦「大和」を見送るパイロット役で俳優デビューを果たした中井が、本作ではその天一号作戦(沖縄水上特攻)で「大和」と運命を共にした実在の司令長官を演じる。

 その他にも、軍令部作戦課長・古庄俊之を演じる石丸幹二をはじめ、寺澤志津の父・葛原芳雄に益岡徹、「雪風」砲術長・有馬岩男に藤本隆宏、航海長・中川義人に三浦誠己、水雷長・佐々木伊織に山内圭哉、機関長・藤井道郎に川口貴弘、主計長・佐藤捨造に中林大樹、さらに「大和」艦長・有賀幸作に田中美央など、実力派俳優たちが共演を果たす。

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 脚本は『真夏のオリオン』(2009)、『空母いぶき』(2019)などの長谷川康夫、監督は山田敏久が担当する。共演陣のコメントは以下の通り。(編集部・入倉功一)

玉木宏(早瀬幸平 役)

映画「雪風」の脚本を読んだ際、「生きる」、「後世へ繋ぐ」という強いメッセージが込められていると感じました。
私が演じた早瀬、そして、戦時下の日本を懸命に生きた人たちを通して、この映画に込められたメッセージを届けられるよう撮影に臨みました。
日本は今年で終戦から80年という年月が経ちますが、世界のさまざまな国や地域では、いまなお紛争が起きており、決して遠い昔の話でも、他人事でも無いと思っています。
如何なる時も人を思い遣り、世界が、日本が、優しい気持ちで包まれ、平和な未来が創られますように。

奥平大兼(井上壮太 役)

今回初めて戦争のことを描いた映画に参加させていただき、多くの学びがありました。
「雪風」のことはもちろん、当時に何が起きていたのかなど、知らなかった事を知るきっかけになりました。
そして僕が学んだ出来事を役を通して、この映画を見てくださる方々に伝えたい思いも強くあります。
僕が演じた井上は、この映画をぜひ見ていただきたい若い方々と目線が近いと思っています。
より多くの人たちに、この作品が届く事を願います。

當真あみ(早瀬サチ 役)

この作品に参加させていただけたことで、「雪風」という駆逐艦について知る機会が出来ました。
駆逐艦の使命を全うしながらも一生懸命に生き抜こうとする力強い姿に心打たれました。
私が演じさせてもらったサチは、そんな駆逐艦に兄が乗船しており、そんな兄を思いながらも、自身も国の為にと働きます。
この作品を見ていただく方に、改めて戦争とは何だったのかを知ってもらえる作品だと思います。
特に、私と同じ世代の方は、戦争についてあまり知らないという人もいると思います。
この作品をきっかけに知っていただけるといいなと思います。

田中麗奈(寺澤志津 役)

まずはこの映画に参加させて頂き、命の重さ、大切さを改めて感じることができましたことに感謝です。
望む望まざるに関わらず時代に翻弄されながらも前を向き、必死に生き抜いてきた人々への尊敬の念を抱かずにはいられません。
かつてこの国に戦争があったこと、そして今も世界のどこかで尚も起こっているできごとから目を背けず、それを知ることの意義はとても大切だと感じています。
たくさんの方々に映画を観て頂きながら改めて平和への想いを感じてくださる時間を過ごして頂ければ幸いです。

中井貴一(伊藤整一 役)

「雪風」が持っていた幸運は、艦長や乗員たちと共に「雪風」自身が呼び寄せたものではないでしょうか。
「戦いに行く」ということより、「人を救う」ことを考える艦は、やはり生き残るのです。
人間もまた同じ。
未だに、戦火が止むことのない時代。
「雪風」は、我々に色々なことを教えてくれているような気がします。

映画『雪風 YUKIKAZE』主演:竹野内豊で製作決定! 2025年8月全国公開!!<超特報> » 動画の詳細

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