斎藤工もズバリ予想!今年のアカデミー賞の楽しみ方~ココをチェック!!~
第87回アカデミー賞
映画界最大の祭典、アカデミー賞の発表が間近に! 87回目となる今年の注目ポイントは、「どの作品が栄冠に輝くか?」ということだけではない。ゴージャスなパフォーマンスが繰り広げられるばかりか、セレブの麗しきファッション、感動のスピーチ、さらに日本映画&日本人監督の受賞にも期待が高まっており、見どころが盛りだくさん。本特集ではそんな見どころに加え、レッドカーペットの現地ナビゲーターを務める人気俳優・斎藤工にも直撃。映画ツウである彼の予想も必見だ!
Q:アカデミー賞当日、特に誰にインタビューをしたいですか?
主演候補のエディ・レッドメイン、リース・ウィザースプーン。あと『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』の(アレハンドロ・G・)イニャリトゥ監督や『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター監督と、(助演女優賞候補の)パトリシア・アークエットにお話を聞きたいです。
Q:今回で87回目を迎えますが、これまでのアカデミー賞を振り返って、特に思い出深かった授賞式を教えてください。
映画『チョコレート』で主演女優賞を受賞したハル・ベリーや、映画『ハート・ロッカー』で作品賞を受賞したキャスリン・ビグローのスピーチは、「個人」というよりさまざまなものを背負ったスピーチだったと思います。
Q:これまでのアカデミー賞受賞作の中で、俳優として、映画人として影響を受けた作品があれば教えてください。
擦り切れた男たちの再生の物語が描かれた、映画『ザ・ファイター』『ダラス・バイヤーズクラブ』などです。受賞は逃しましたが、ミッキー・ロークが主演男優賞にノミネートされた『レスラー』も好きです。
アカデミー賞では、授賞式前のレッドカーペットの模様だけで、そのゴージャスさにため息が出てしまうこと必至。この時点から、すでにお楽しみは始まっているのだ。
美人女優のファッションは例年メディアを騒がせているが、今年はノミネート候補にあがったキーラ・ナイトレイやマリオン・コティヤールに注目したい。また昨年フォトボムで話題をさらったベネディクト・カンバーバッチが、今年は主演男優賞候補として出席の予定。今回もシャッターチャンスを狙ってサプライズを披露する!?
★斎藤工が今年の授賞式で注目していること
かしこまった環境で今年はどういう「遊び」をするか、それこそがアカデミー賞の魅力だと思います。今年は例年より攻めてほしいですね。とくに注目している人物は、リース・ウィザースプーン(『ワイルド(原題)』)とエディ・レッドメイン(『博士と彼女のセオリー』)です。
今年の注目はやはり作品賞。最多部門でのノミネート作品の受賞が予想されそうだが、そう簡単にはいかないのがこの部門。
過去3年を振り返ると『ゼロ・グラビティ』『リンカーン』『ヒューゴの不思議な発明』と最多部門ノミネート作品はことごとく作品賞の栄冠を逃している。となるとノミネート数ではほかに劣るも、前哨戦を圧倒している『6才のボクが大人になるまで。』の優位が揺るがず!? 俳優部門は助演男優賞候補のJ・K・シモンズが最有力視されている以外は、大混戦!
★斎藤工が予想する作品賞:『6才のボクが、大人になるまで。』
全て拝見していないのでなんとも言えませんが、変則的な『6才のボクが、大人になるまで。』がどう評価されるのかが肝になる気がします。
★斎藤工が予想する主演男優賞:ベネディクト・カンバーバッチ&エディ・レッドメイン
これまた予想しづらいですが、個人的には男性版ジェニファー・ローレンスを、カンバーバッチかエディ・レッドメインに担ってほしいです。
今年のノミネート作で大いに気になるのは、『かぐや姫の物語』が長編アニメーション部門候補に選ばれたこと。スタジオジブリの作品としては昨年の『風立ちぬ』に続くノミネートで、宮崎駿の監督作以外では日本作品初の同部門候補となる。同部門には『ベイマックス』や『ヒックとドラゴン』の続編『ヒックとドラゴン2(仮題)』といった強豪がいるが、日本の映画ファンとしては、アニメ界の鬼才として着実にキャリアを築いてきた高畑勲監督を応援したいところ。また、短編アニメーション賞部門では元ピクサーの日本人スタッフ、堤大介監督作『ダム・キーパー』がノミネート。すでに数々の映画賞を受賞しているだけに、期待が高まる。
★『かぐや姫の物語』がノミネートされて
昨年、宮崎駿さんがアカデミー賞名誉賞を受賞されたということもあり、高畑勲作品がここでオスカーを受賞したら、われわれとしては最高に誇らしいですよね。当然、『かぐや姫の物語』にとってほしいという気持ちはあります。
★斎藤工が予想する長編アニメ映画賞:『ヒックとドラゴン2(仮題)』
ハリウッドでは続編を想定して製作をしているので、続編はより面白く作られていると思います。そのため続編作品が受賞することも多いですし、『ヒックとドラゴン2(仮題)』がポイントになるような気がしています。
生中継! 第87回アカデミー賞授賞式
2月23日(月)午前9:00より生中継
[WOWOWプライム][初回][生][二]
リピート放送 2月23日(月)よる9:00
[WOWOWプライム][字][5.1]
アメリカ・ロサンゼルスで開催される世界最高峰の映画の祭典「アカデミー賞授賞式」を、独占生中継。
・授賞式司会:ニール・パトリック・ハリス
・案内役:ジョン・カビラ、高島彩
・レッドカーペットリポーター:斎藤工、尾崎英二郎
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「ノミネーション徹底紹介! 第87回アカデミー賞」
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「もうすぐ授賞式! 第87回アカデミー賞のみどころ 」#1~#5
[WOWOWプライム][初回][無料]2月11日(水・祝)午前9:20~
「直前大予想! 第87回アカデミー賞」
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