決定版!夏休みキッズムービー特集 ~夏は子供とお家シネマ♪~(3/3)
【読書感想文にもピッタリ!?知っているあの本を映画でも!】
『ハリー・ポッターと賢者の石』
<対象:小学生以上>
時間のある夏休みだからこそ、映画と併せて原作シリーズを制覇してみるのはどうでしょう。魔法学校で魔法使いになるための勉強をする少年少女たちが繰り広げる夢と冒険のファンタジーを描き世界的な社会現象にもなった、ご存じ「ハリー・ポッター」シリーズ。全7巻、映画は8作品にも及ぶまさしく一大プロジェクトなので、一気にと欲張らず数年に分けて、毎年の夏の恒例行事として楽しむのも良さそう。そのためにもまずは記念すべき第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』から。一躍時の人となったハリー、ロン、ハーマイオニーの初々しい姿と共に、すべての出発点となる本作を堪能し、ついでにユニバーサル・スタジオ・ジャパンで疑似体験もできちゃえば夏の思い出は完璧です!
<観られるのはこちら!>
hulu(8/18までの期間限定)、U-NEXT、dTV
『チャーリーとチョコレート工場』
<対象:小学生以上>
ジョニー・デップが風変わりな工場長ウィリー・ウォンカを演じ、ハマリ役となった映画『チャーリーとチョコレート工場』も原作は40年以上も世界中でベストセラーになり続けている児童小説「チョコレート工場の秘密」。貧しい少年チャーリーが幸運のチケットを手に入れ、謎に満ちた世界的に人気のチョコレート工場を見学する物語は、奇想天外な世界が繰り広げられるだけに、映像化によってイメージがより具体的になる楽しみはもちろん、映画オリジナルの設定も多く盛り込まれているので、原作との相違点を楽しむだいご味も堪能できちゃいます。実は2度映画化されている作品でもあるので、またひと味違う世界観を楽しみたい人は『夢のチョコレート工場』という旧作をチェックしてみるのもさらなる比較ができて面白いかも。
『パディントン』
<対象:5歳以上>
まさかの実写映画化で盛り上がりをみせたのがトレードマークの赤い帽子をかぶった言葉を話すクマの「パディントン」シリーズ。40か国語以上で翻訳され、全世界で3,500万部超のセールスを記録する人気児童小説です。大好きなマーマレードをいっぱいに詰めた古いスーツケースをもって、ロンドンのパディントン駅に降り立った彼が、親切な家族と出会い、大都会に戸惑いながらも成長する物語。イラストやぬいぐるみのイメージが先行しますが、映画の中ではもちろんしっかり生きているクマ。言葉を話し、二足歩行できること以外はもちろんクマ的な動きなので、いろいろとやらかしては笑わせてくれるかわいさがいっぱいです。こちらも続編が2018年1月の公開予定なので、この夏おさらいするのにピッタリ!
『ルドルフとイッパイアッテナ』
<対象:5歳以上>
1987年に刊行され、シリーズ累計100万部を誇る人気児童文学「ルドルフとイッパイアッテナ」。飼い主とはぐれ東京にたどり着いてしまった飼いネコのルドルフがボス野良猫のイッパアッテナと知り合い、野良猫として生きていく決意をする中、友情を深めていく物語は、子供の頃の大好きな本だったというパパママもいるのではないでしょうか。教育の意味、成長するとはどういうことかといった大人にとっても深いテーマを、児童文学らしく子供が楽しめるように描かれており、読書感想文にもピッタリ。本を読むのがちょっと苦手という子も一度映像としてお話を知っているだけですんなり読めてしまえそうですが、細部にまでこだわった映像美により猫好きをも魅了した2匹の愛苦しさに、そのテンションも倍増しちゃいそうです。
『GAMBA ガンバと仲間たち』
<対象:5歳以上>
テレビアニメ化をはじめ、ゲーム、漫画、ミュージカルなどマルチメディア化され人気の児童文学「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」。なんと1972年の刊行と意外にも古い作品ですが、2015年に3DCGアニメ映画として公開されたのが『GAMBA ガンバと仲間たち』です。都会育ちのネズミのガンバが、ある島を恐怖に陥れる白イタチを倒す旅に出るという冒険物語は子供だけでなく大人も魅了し、『STAND BY ME ドラえもん』を手がけた映像制作会社・白組が構想から15年、10年の製作期間を経て完成させた力作。壮大な映像美が繰り広げられる映画を先に観るか、挿絵は少ないがその分想像力を掻き立てられる本を先に読むか迷うところですが、どちらも夢中になってしまうことは間違いありません!
<観られるのはこちら!>
NETFLIX、U-NEXT、dTV、amazonプライム・ビデオ