マーベル作品を時系列で徹底解説!【年号編】~ネタバレあり!~(3/4)
21.『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)
舞台2016年~
ソコヴィアの戦いから一年が経ち、ヒーローたちを国連の監視下に置くという「ソコヴィア協定」への署名を求められる。ヒーローたちを犯罪者と扱うとも取れるこの協定をめぐり、スティーブ・ロジャースとトニー・スタークは激しく対立する。そんな中、協定の署名式典で爆破テロが起きワカンダの国王ティ・チャカ(ジョン・カニ)は命を落とす。ウィンター・ソルジャー(バッキー)はそのテロの容疑者とされ、父・チャカを殺されたティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)はブラックパンサーになり、ウィンター・ソルジャーを攻撃し、共にいたスティーブとファルコンことサム(アンソニー・マッキー)は拘束される。洗脳を解かれていたバッキーだったが、彼を再びウィンター・ソルジャーにしようとするジモ大佐により再度洗脳される。だが、スティーブとサムにより洗脳が解ける。そして彼らはジモが他のウィンター・ソルジャーを使い地球を破滅へと導こうとしていると知る。そんな中、キャプテン・アメリカ率いるチームとアイアンマンチームに内紛が起こる。その結果ウォーマシンことローディは大怪我を追い、キャプテン側の4人は刑務所に入れられる。ジモの構想はアベンジャーズへの復讐(ふくしゅう)と知った、さらにトニーは両親を殺害したのはバッキーだという映像を見せられる。そして、アイアンマン VS. キャプテン・アメリカとウィンター・ソルジャーの戦いが起こる。その後、ブラックパンサーもスタークを追い駆けつけるが、すでにスティーブとバッキーは姿を消していた。結果的にブラックパンサーは父を殺したジモを投獄することで、復讐の連鎖を断ち切る。一方、バッキーは洗脳を完全に解く方法が見つかるまで冷凍睡眠に入る。
22.「エージェント・オブ・シールド」シーズン3(2015~2016)
舞台2015年~シビル・ウォーの戦いをまたぐ
ヒドラ誕生の謎を追うコールマンたちはインヒューマンズを洗脳する能力を持つハイヴ(ブレット・ダルトン)との戦いの末、ハイヴものとも人類をインヒューマンズに覚醒させる物質「パラサイト」を破壊することに成功する。だがハイヴに洗脳されシールドの属していたスカイことデイジー(クロエ・ベネット)は名前をクェイクに変えシールドを去る。
23.「Marvel ルーク・ケイジ」シーズン1(2016)
舞台2016年~
服役中に驚異的な力と皮膚を得たカール(マイク・コルター)はハーレムの街を救うためルーク・ケイジとして立ち上がるが、自らの過去に苦しむ。ギャングのコットンマウス(マハーシャラ・アリ)に命を狙われるが、激しい戦いの末、コットンマウスは逮捕され勝利を収める。
24.「エージェント・オブ・シールド」シーズン4(2016~2017)
舞台2016年~
シールドを離れたデイジー(スカイ)はテロリストを殺す謎の男ゴーストライダー(ガブリエル・ルナ)と出会う。その頃インヒューマンズを追うシールドは禁断の本である「ダークホールド」の存在を知リ、それは後のアンドロイドとの抗争を生む。謎の組織ウォッチドックスの登場や、仮想世界「フレームワーク」に入り込むなどさまざまな戦いに巻き込まれた後、コールソンは拉致され宇宙で目覚める。
25.「Marvel アイアン・フィスト」シーズン1(2017)
舞台2016年~
飛行機事故で死んだはずだったダニー(フィン・ジョーンズ)は、15年後、ニューヨークへ姿を現す。行方不明の間、ダニーは秘境クン・ルンの僧侶により命を救われ、その後、修業を重ねて武術を身に着けていた。そんな彼を待っていたのは、悪の組織「ヤミノテ」やダニーの父と共同経営をしていたハロルド(デヴィッド・ウェンハム)との激しい戦いだった。
26.「Marvel ザ・ディフェンダーズ」シーズン1(2017)
舞台2016年~
デアデビル、ジェシカ・ジョーンズ、ルーク・ケイジ、アイアン・フィストは力を合わせ悪の組織ヤミノテを追う。果たしてヤミノテの目的とは。
27.『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)
舞台2016年~
シビル・ウォーに参戦し、トニー・スタークからスーツを手に入れたピーター・パーカー(トム・ホランド)は任務を待ち高校生活を送っていたが、自警活動を始める。そんな中ニューヨーク決戦の残骸を武器として転売している場面に遭遇し彼らを取り押さえようとするが失敗し、バーチャルスーツを完成させた親玉・トゥームス(マイケル・キートン)に襲われるが、トニーに助けられる。トニーから警告を受けるピーターだが警告を無視し、売人が落とした兵器から動力源を取り出す。だが、それは爆発物でそれを持っていた親友・ネッド(ジェイコブ・バタロン)を危険にさらしてしまう。なんとか爆発からネッドと一緒にいた学力大会のメンバーを救う。トゥームスを探すピーターは船内で武器の取引現場を目撃しトゥームスの部下・ハーマン(ボキーム・ウッドバイン)を取り押さえるが、トゥームスはバルチャーに変身し、船を真っ二つにしてしまう。そこでアイアンマンに再び助けられたピーターにトニーはスーツを着る資格がないと告げる。意気消沈するピーターはヒーローをやめるが、トゥームスはスタークタワーを離陸する輸送機から武器の奪還を狙っていること知り、再びスパイダーマンとして動き出す。ピーターの活躍により計画は失敗するが、原動力が爆発し、バルチャーは爆発に巻き込まれ、ピーターに救われ一命を取りとめ捕まる。その後、トニーからアベンジャーズ加入を打診されるが、アベンジャーズ加入を辞退したピーターであった。
28.『ドクター・ストレンジ』(2016)
舞台2016年~
ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)はエリート外科医であったが、交通事故で両手の感覚を失う。失望したストレンジは修行所カマー・タージにたどり着く。そこで指導者エンシェント・ワン(ティルダ・スウィントン)に出会い、彼に弟子入りする。修行の末魔術師となるが、魔術師カエシリウス(マッツ・ミケルセン)の登場により戦いに巻き込まれる。カエシリウスとの戦いの末、大けがを負ったエンシェント・ワンはストレンジに闇の支配者、ドルマムゥを止めるように伝え、死亡する。ストレンジは時間を戻す呪文で、壊滅仕掛けていた街を修復し、ドルマムゥと自分を時間ループに閉じ込め、最終的にカエシリウスたちの地球からの永久追放と引き換えに、呪文を解除する。その後、ストレンジの手の神経が元に戻り、以前のように動かせるようになっていた。
29.「Marvel パニッシャー」シーズン1(2017)
舞台2017年~
家族を殺された元海兵隊員フランク(ジョン・バーンサル)は復讐を果たすが、ショックから立ち直れずにいた。その頃アフガニスタンでの「ケルベロス作戦」で因縁を持つ相手・CIA工作員のローリンズ(ポール・シュルツ)と再会したかつての戦友ビリー(ベン・バーンズ)は、裏でフランクを殺害する計画を立てていた。ローリングと死闘の末、フランクはビリーと対決する。
30.『ブラックパンサー』(2018)
舞台2017年~
数世紀前、アフリカの国・ワカンダにはレアメタル「ヴィブラニウム」の隕石がかつて降り注ぎ、厳重に管理されてきた。そんな中、一人の戦士がヴィブラニウムの影響を受けたハート型のハーブを摂取し、超人的な力を持つ「ブラックパンサー」となった。時は流れ、ワカンダの国王ティ・チャカ(ジョン・カニ)は、ヒーローを国連が管理するソコヴィア協定の会議現場で起こったテロにより犠牲となり、息子ティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)がは王位継承を行う。そんな時、ヴィブラニウムを強奪して逃走を続けている闇の武器商人・クロウ(アンディ・サーキス)と、ワカンダに恨みを抱く兵士・エリック・キルモンガー(マイケル・B・ジョーダン)が結託する。ブラックパンサーであるティ・チャラは彼らを逮捕のするため、韓国・釜山に向かい、潜入していたCIAのロス(マーティン・フリーマン)と手を組みクロウを捉えるが、キルモンガーの襲撃を受け逃げられてしまう。ロスが戦いで重傷を負ったことで、ワカンダに帰国したティ・チャラは、キルモンガーが現れクロウを殺害したこと、彼の過去や王位を狙っていることを知る。そしてキルモンガーはティ・チャラを谷底に突き落とし、王位とハート型ハーブを摂取しブラックパンサーのスーツを得て、残りのハーブを焼き払った。そしてワカンダの武器を全世界の同胞に輸送するように命じるが、一命をとりとめたロスが隠し持っていたハーブにより、仮死状態であったティ・チャラは復活し、王位継承の儀式を再開されていたキルモンガーを一撃で倒すことに成功する。キルモンガーは投獄を拒み死亡し、ティ・チャラはついに多くが明かされなかった王国・ワカンダの全貌を明らかにすると国連で話し、バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)がワカンダで治療していたことが発覚する。