『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』がもっと楽しめるトリビア
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累計1,000万アクセス突破の大人気ブログを、坂口健太郎と吉田鋼太郎のダブル主演で映画化した『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』が現在公開中。本作がより楽しめるトリビアを紹介します!(編集部・吉田唯)
※本記事はネタバレを含みます。映画『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』鑑賞後にお読みいただくことをおすすめします!
■テレビ版と映画版でインディの衣装が違う理由
ドラマ版のインディは赤いズボンに金属風の靴という、実際の光のお父さんが着用していた服(通称:普段着)を着ていましたが、映画版のインディはこれとは少し異なるデザインの普段着を身にまとっています。これは、ドラマ版のインディ=大杉漣さんのキャラクターのイメージが強いため。ゲームの中の世界であるエオルゼアパートを担当した山本清史監督は、「大杉さんのキャラを愛してるプレイヤーが多いんです。このキャラを見ると大杉さんを思い出しますとよく言われるので、これは侵害できないなと思いました」とその理由を語っていました。
■大杉インディがカメオ出演
そのドラマ版のインディが、映画に一瞬だけカメオ出演しています。具体的な出演シーンについては観てからのお楽しみとのことでしたが、山本監督いわく「そのキャラクターを知っている人は、見たらすぐわかる。でも『ここか~』みたいなところです。(見つけられなかった人は)ぜひもう一回観てください(笑)」。
■初心者を演じるのは逆に大変!ゲーム好きなキャスト陣
ダブル主演を務めた坂口健太郎と吉田鋼太郎は共にゲーム大好き! ですが、このことはキャスティング後に判明しました。さらに、吉田は初心者という設定。プレイする際もあえて不器用にしなければならず、普段からゲームに親しんでいる吉田は逆に苦労したそうです。
■実はドラマの時からあった!妹の案
今回の映画には、アキオの妹というドラマ版には出てこなかったオリジナルキャラクターが登場します。実はこの案自体はもともとドラマ版の時からあったもの。実写パートを担当した野口照夫監督は、妹・美樹役の山本舞香について「父と息子の話に娘が加わるって結構リスキーだなと不安だったんですが、フタをあけてみると山本舞香さんがすばらしかった。大ファンになりました」と絶賛していました。
■はい、チーズ!山本舞香のナイスなアドリブ
妹役の山本舞香の参加で、新たな魅力を持った家族が誕生した劇場版『光のお父さん』。野口監督は山本のアドリブが印象に残っているそうで、「『はい、チーズ』って写真を撮るところが大好きなんですけど、あれ彼女のアドリブなんですよ。彼女は本当に面白くて、僕のところにツカツカっとやってきて『これやっていい?』みたいな(笑)それは面白いとなって。あれは全部彼女のアイデアです」と振り返っていました。
■山本清史監督が声で出演
エオルゼアパートを担当した山本監督が、なんと実写パートに声で出演している部分があります。それは映画冒頭のアキオの妄想シーン。父親が白人の女性と一緒にいるところに突入してくる人事部の声を担当しています。もともとはスケジュールの関係で山本監督が吉田鋼太郎のパートに仮で声を入れていたのですが、その映像を観た周囲の評判が良かったため、人事部の声を任されることになったそうです。
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