斎藤工&板谷由夏『峠 最後のサムライ』などイチオシ映画談
はみだし映画工房
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最新の劇場公開作品から今回ピックアップされたのは、『三姉妹』『FLEE フリー』『峠 最後のサムライ』『恋は光』『メタモルフォーゼの縁側』『PLAN 75』の6本。
役所広司が主演する映画『峠 最後のサムライ』。幕末に日本中が二分されるなか、非戦を願う長岡藩の家老として、中立を保とうとする難しい立場を描き、映像も非常に迫力があったと中井圭。
「はみだし映画工房」とは……WOWOWシネマで放送中の映画情報番組「映画工房」とシネマトゥデイとのコラボ企画。無類の映画好きの斎藤工と板谷由夏、そして映画解説者の中井圭が、最新の劇場公開作品について毎回ゆるいトークを繰り広げます。
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6月中旬のイチオシ作品はコレ!
『三姉妹』6月17日公開
韓国・ソウルで生活している3姉妹の絆を描く人間ドラマ。性格も職業も生活スタイルも違う3姉妹が久しぶりに再会し、封印していた過去の傷と向き合う。イ・スンウォンが監督と脚本を手掛けるほか、『オアシス』などのムン・ソリが出演と共同プロデューサーを担当。 【⇒作品情報はこちら】
『FLEE フリー』6月10日公開
アフガニスタン難民の青年の秘密をアニメーションで描くドキュメンタリー。子供のときに祖国を離れ、デンマークに亡命した青年が、その過酷な半生を告白する。監督などを手掛けるのはヨナス・ポヘール・ラスムセン。『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』などの作品に携わってきたリズ・アーメッド、ドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」などのニコライ・コスター=ワルドーが製作総指揮を担当する。 【⇒作品情報はこちら】
『峠 最後のサムライ』6月17日公開
『蜩ノ記(ひぐらしのき)』などの小泉堯史が司馬遼太郎の「峠」を映画化した時代劇。越後長岡藩の筆頭家老である主人公が激動の時代を生きた姿を、スクリーンに焼き付ける。 【⇒作品情報はこちら】
『恋は光』6月17日公開
恋する女性が光を放って見えてしまう男子大学生の初恋を描く、秋★枝によるコミックを実写映画化。4人の大学生がそれぞれの恋愛感情に振り回されながらも、「恋とは何か?」を探究していく。脚本・監督は『殺さない彼と死なない彼女』などの小林啓一。 【⇒作品情報はこちら】
『メタモルフォーゼの縁側』6月17日公開
「このマンガがすごい!2019」オンナ編第1位を受賞するなど数々の漫画賞に輝いた鶴谷香央理のコミックを実写映画化。17歳の女子高生と夫に先立たれた75歳の女性が、ボーイズラブ漫画を通じて交流を深めていく。監督を『青くて痛くて脆い』などの狩山俊輔、脚本を『阪急電車 片道15分の奇跡』などの岡田惠和が担当。 【⇒作品情報はこちら】
『PLAN 75』6月17日公開
オムニバス『十年 Ten Years Japan』の一編『PLAN 75』を、監督の早川千絵が新たに構成したヒューマンドラマ。75歳以上の高齢者に自ら死を選ぶ権利を保障・支援する制度「プラン75」の施行された社会が、その制度に振り回される。 【⇒作品情報はこちら】
【シネマトゥデイ厳選作品はこちら!】
『さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について』(6月10日公開)
『はい、泳げません』(6月10日公開)
『FLEE フリー』(6月10日公開)
『恋は光』(6月17日公開)
『三姉妹』(6月17日公開)
『峠 最後のサムライ』(6月17日公開)
『PLAN 75』(6月17日公開)
『メタモルフォーゼの縁側』(6月17日公開)