ショーン・ペンとの離婚回避のロビン・ライト・ペン輝く笑顔で会見
第62回カンヌ国際映画祭
第62回カンヌ国際映画祭に審査員として参加中に夫で俳優のショーン・ペンとの離婚回避という劇的展開を迎えたアメリカの女優ロビン・ライト・ペンが現地時間24日、クロージングセレモニーに登場した。
ロビンは映画祭開催直前の4月24日に「和解しがたい性格の不一致」を理由に夫妻2度目となる離婚を申請し、開幕式ではやつれた表情を見せていた。しかしこのほど、この申請を撤去したことが判明。わだかまりが解けた開放感からか、この日は見違えるような、輝く笑顔を見せていた。
セレモニー後に行われた審査員会見でも、ロビンは「皆さんはわたしたち審査員が部屋の中で戦っていたんじゃないかといろいろうわさしているでしょう。でも議論が過熱しても、お互いに心を開いて、最終的には、いい関係を築けたし、新たな友人にもなったの。わたしはほかの皆さんからいろんなことを学べたことを感謝するわ」と12日間にわたる重責を果たし、いい審査結果を出せたことを満足げに語った。
そして会見終了後は、夫妻を良く知る映画祭ディレクターのティエリー・フレモー氏とガッチリ抱擁。二人がどんな言葉を交わしたかはナゾだが、フレモー氏がロビンの公私における苦労をねぎらっているように見えた。(取材・文:中山治美)