美人過ぎるバイオリニスト宮本笑里は超ピュア!ついに音楽でスクリーンデビュー!
映画『クヌート』のメインテーマ「いのちの星」を演奏し映画音楽に初挑戦したバイオリニストの宮本笑里(えみり)さんが、このほど都内でインタビューに応じ、スクリーンデビューを控えた心境を語った。
フジテレビ系ドラマ「のだめカンタービレ」(2006年)にオーケストラのメンバー役で出演し、放送中のNHK大河ドラマ「天地人」の紀行テーマを手掛けるなど、多方面で活躍中。元世界的オーボエ奏者・宮本文昭を父に持つサラブレッドで、クラシック界の新星スターだ。
本作は、ドイツ・ベルリン動物園で人工哺育されたホッキョクグマ、クヌートをはじめ、北極、ロシアで懸命に生きるクマたちの姿を追ったドキュメンタリー。宮本さんは、スケール感やピュアな音楽性が本作の世界観と一致するとして白羽の矢が立てられた。
「エンニオ・モリコーネさん(イタリアの作曲家で映画音楽の巨匠)などが大好きで、以前から映画音楽をやってみたいと思っていたので、オファーはとても光栄でした。以前(小学校入学前と中学時代)ドイツに住んでいたので、そのときに見ていた自然の緑がいっぱいの風景を思い浮かべて演奏しました。後は、この映画で飼育係の方たちがとても愛情深くクヌートを育てる姿が印象的でしたので、人の温もりが感じられるような音色を出せたらと常に意識しました」
実は本作とは、今回オファーした本作のプロデューサーも知らない不思議な縁もあった。
「小さいころから大のクマ好きで、クマのぬいぐるみを集めていて、誕生日プレゼントも必ずそれで今、家には数え切れないくらいあります。中には母親からもらった高さが1メートル少しある大きなぬいぐるみがあって、昔はそれに話かけていました(笑)」
ほんわかした雰囲気を漂わせる一方、本作のテーマでもある環境保護には高い意識を持つ。
「ドイツでは随分昔から日本よりエコロジーの意識が人々に定着していて、エコバックやゴミの分別は当たり前。日本でも一人一人が意識を持つことでガラリと変わる。一気に変わらなくても、少しずつ変わっていけたらいいと思います」
知的でアイドル顔負けのルックスと才色兼備。スクリーンデビューへの意欲を尋ねると残念ながら(?)クラシックひと筋との答えが返ってきた。
「バイオリンで何かできる役がありましたらぜひ! クラシック音楽と聞くと身構えてしまう人もいるかもしれませんが、バイオリンの音はとても耳になじみやすい。この映画がクラシックを聴くきっかけになればうれしいですし、人の温もりや環境について改めて考えるきっかけにもなってほしいなと」
美人すぎるバイオリニストの伸びやかな音色が、聴く者の心に癒しの風を吹き込んでくれそうだ。
映画『クヌート』は7月25日より全国公開