ジョージ・ルーカス、美術館オープンへ!
映画『スター・ウォーズ』シリーズで知られる映画監督のジョージ・ルーカスが、アメリカ・サンフランシスコに新たに美術館をオープンすることが明らかになった。
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CBSのインタビューに応えたルーカスが、美術館創設の目的として挙げたのは「若い世代を刺激するため」ということ。自身、映画学校の学生だったころからアート愛好家だったというルーカスは、後の映画作品につながる多くのことを芸術から学んだと明かしており、同様の役割を自身の美術館にも期待しているとコメントしている。
「『スター・ウォーズ』は多くの若者に刺激を与えました。今度はそれと同じことを美術館でやりたいのです」と語ったルーカス。すでに展示品は、半年ごとに入れ替えたとしても今後6年は持つほどのストックがあるといい、その中には絵画などのほか、デジタル・デザインやアニメーション映画なども含まれているという。
昨年にはルーカスフィルムを40億5,000万ドル(約3,645億円・1ドル90円計算)でディズニーに売却し、さらに今年1月には25歳年下の女性と婚約するなど、公私共に順風満帆な様子のルーカス。今回の美術館プロジェクトは、彼の人生が新たなステージに入ったことの一つの証明といえそうだ。(編集部・福田麗)