『エクスペンダブルズ』新メンバー、スタローンからの熱いメッセージに感謝!
第27回東京国際映画祭
28日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで「第27回東京国際映画祭」特別招待作品『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』の舞台あいさつが行われ、来日中のケラン・ラッツ、パトリック・ヒューズ監督が出席した。
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『トワイライト』シリーズなどで知られるケランは、シルヴェスター・スタローンはじめ往年のアクションスターが勢ぞろいした本作に、傭兵(ようへい)軍団「エクスペンダブルズ」若手世代のリーダー格、スマイリー役で出演。同日昼に行われた来日記念イベントでは、招待された300人のファンのサインや握手に気軽に応じ、「今回初めて来日し、こんなに美しく温かい人たちに囲まれて幸せです。もう帰りたくない気持ちでいっぱい」とご機嫌だった。
舞台あいさつでは、本作への出演について「このシリーズへの出演は、僕にとってワクワクドキドキすることでした」とコメント。さらに「子供のころから憧れていたスターたち全員に会えました。ランボーにターミーネーター、ゾロ……。彼らはカメラの前でも外でも、本当に楽しい人たち。僕自身は、スポンジになった気持ちで彼らから吸収できることはできるだけ吸収しようとしていました。俳優としてこんなに素晴らしいことはもう一生ないでしょう」としみじみ付け加える。
またスタローンについても「父親のような存在。いろんなことを教えてもらいましたし、面倒を見てもらいました」と感謝。「銃撃戦の撮影をしていてもスタローンがいるというだけで、うれしくてニコニコしてしまうんです。そうするとスタローンから、カット、カット! って(声が掛かる)」と笑顔で撮影秘話を明かし、「そんなに生真面目に考えるんじゃない。楽しんでやれ。(お前を)好いてくれる人もいればそうでない人もいる。とにかく自分がこうだと思ったことを信じてやればいい」とスタローンから役者としてのアドバイスをもらったことも明かしていた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』は11月1日より全国公開