『ハリポタ』マルフォイ役、グリフィンドール入りに落ち込む
映画『ハリー・ポッター』シリーズで、主人公のライバルであるドラコ・マルフォイを演じてきたトム・フェルトンが、J・K・ローリングが提供するウェブサイト「Pottermore」の結果に落ち込んでいる様子が話題となっている。
「Pottermore」とは、「ハリー・ポッター」シリーズの電子書籍やスピンオフ作品などを読むことができ、魔法薬の調合など作中の世界観をゲームで楽しむこともできる体験型読書サイト。その中で、いくつかの質問に答えることで、登場人物たちのように魔法魔術学校にある「グリフィンドール」「レイブンクロー」「ハッフルパフ」「スリザリン」の計四つの寮から自分に合った寮が選ばれる「組分けの儀式」を体験することができる。
トムは自身のツイッターで「今日。ついに僕はやったよ。Pottermoreに登録して分類されたんだ……グリフィンドールに。失望した」と報告。自身が演じたマルフォイの寮であるスリザリンではなく、主人公のハリー・ポッターの寮になってしまい悔しがっている様子。トムのツイートには「slytherinforlife(一生スリザリン)」というタグも付けられており、彼のマルフォイへの愛が伝わってくる。同ツイートは23日現在、4万9,000件以上のリツイート、6万3,000件以上のお気に入り数を記録している。
そのトムに反応したのは、なんと原作者のローリング。「何年も前から教えることはできたんだけどね。あなたのモチベーションを損ないたくなかったの」とトムに宛ててツイートし、実際の彼が悪役よりもヒーローの気質であると示した。その後トムは、自身のInstagramでグリフィンドールに分類されたときのパソコンと自身が写った写真を掲載。「なんてこったい!」というコメントも添えている。(編集部・井本早紀)