撮影バタバタ…「HOMELAND」クイン俳優が骨折
米テレビドラマ「HOMELAND」でピーター・クインを演じているルパート・フレンドが右足首を一部骨折し、撮影現場はスケジュール調整にバタバタしているという。
Deadlineによると、ルパートはエミー賞のプレパーティーに松葉づえ姿で出席。骨折は仕事中に起きたものではなかったらしいが、同ドラマの第4、5シーズンの撮影で足首をひねったことで靭帯が弱くなっていたと説明している。
映画と違い、テレビドラマはエピソードごとに監督が異なる場合が多い。「HOMELAND」は現在、第6シーズンの第1、2エピソードを撮影中で、これらの監督はキース・ゴードンが務めている。しかし、ルパートのケガにより、彼の出演シーンがない第3、4エピソードを先に撮影することに。この2話はレスリー・リンカ・グラッターが監督のため、同時に2人の監督による4エピソードの撮影をやりくりしているようだ。
2週間ほどでギブスがとれるというルパートは「みんながとても柔軟に対応してくれている」と感謝。撮影スケジュールは予定よりも遅れているというが、2017年1月15日の米放送日がずれ込むほどではないとエグゼクティブプロデューサーのアレックス・ガンサはコメントしている。(澤田理沙)