広瀬すず、高校卒業で心機一転「スタートラインに立った感覚」
女優の広瀬すずが11日、都内で行われた主演映画『チア☆ダン ~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』の初日舞台あいさつに登壇。作品の内容に絡め「今、応援したい人」について話す中で、今月、自身が高校を卒業したことに触れた広瀬は、「これからは学生ではなくなります。新しい世界に立った感覚、スタートラインに立った感覚です」と感慨深げに語った。
【画像】かわいい女の子が勢ぞろい!『チア☆ダン』初日舞台あいさつ
本作は、2009年に福井県の高校のチアリーダー部がアメリカのチアダンス大会で優勝した実話をベースに、軽い気持ちでチアダンス部に入部した女子高生(広瀬)が、厳しい顧問や個性豊かな部員たちと一緒に全米大会制覇を目指す姿を描く。舞台あいさつには広瀬のほか、中条あやみ、山崎紘菜、富田望生、福原遥、真剣佑、天海祐希、木下隆行(TKO)ら共演者と、メガホンを取った河合勇人監督も出席。
広瀬は壇上で「3月の頭に高校を卒業しました」と報告。「学校の中で自分の知っている人や大好きな人が待ってくれている場所がわたしにもちゃんとありました。それが心の支えになっていました」と話すと、「それがなくなって慣れない環境に行くので、慣れなきゃって。今まで以上に考えることも増えると思うんですけど、諦めず、努力することを忘れずに頑張ります」としみじみ。
「今、応援したい人」は自分と同世代の人たちだといい、自分と同じように新しい世界に立ち、不安を胸に抱いている今年の卒業生らに向けて、「みんな頑張って下さい。わたしと同世代の方を応援したい」とエール。登壇者の中では福原も、今月高校を卒業した一人。「わたしも今月で高校を卒業。同年代の方や大学に進学する人、新しい環境や夢に向かっている人たちと一緒に頑張ろうって思っています。わたしも(同世代の人を)応援したいです」と広瀬と同様に、今年の卒業生らにエールを送っていた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『チア☆ダン ~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』は公開中