羽海野チカの殺人ピエロ怖い…『IT/イット』ペニーワイズ描く
「ハチミツとクローバー」「3月のライオン」などで知られる漫画家の羽海野チカが、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(全国公開中)に登場する恐怖の殺人ピエロ・ペニーワイズを描き、その感想を明かしている。
Twitterによると羽海野は「子供の頃から情けないほどの怖がりで、黒い葉っぱを見るだけで脚をすくませていたので怖い映画というものは一切観ないで駆け抜けて来た」そうだが、「ついに恐怖がご馳走の友人二人に腕を掴まれ観て来ました。でも、観終わった後、怖い絵が描きたくて仕方がなくなり……」と投稿。「3月のライオン」に登場したら、川本モモだけでなく、川本三姉妹全員が号泣してしまいそうなペニーワイズを公開した。
また、羽海野は本作について「あんなにあんなに怖かったのに観終わって残ったのは映像の底にずっと流れていたこみ上げるような懐かしさ……」とコメントを発表している。
アメリカでホラー映画の歴代記録を次々に塗りかえる大ヒットを果たし、すでに続編の製作も決まっている『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』は、スティーヴン・キングのホラー小説を基にしたホラー映画。田舎町に突如現れたピエロ・ペニーワイズと対峙する子供たちの恐怖を描いているが、同じくキング原作の名作として知られる映画『スタンド・バイ・ミー』を観たような後味も感じる作品だ。(編集部・海江田宗)