刹那の恋に溺れ…ウディ・アレン『女と男の観覧車』6月公開
ウディ・アレン監督の新作『女と男の観覧車』(原題:Wonder Wheel)が6月23日より日本で公開されることが決まった。
【写真】アレン監督&ケイト&ジャスティン!『女と男の観覧車』撮影風景
本作は、1950年代の米コニーアイランドで、安定を願いながら刺激を求め、真実の愛に憧れながら刹那の恋に溺れ不倫する女性のもとに、音信不通だった夫の娘が現れ歯車が狂い始めるドラマ。遊園地にあるレストランでウエイトレスとして働く元女優の主人公ジニーを演じるのは、『愛を読むひと』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたケイト・ウィンスレット。再婚同士で結ばれ、ジニーに振り回される夫にはジム・ベルーシがふんし、夫に隠れて付き合っているジニーの恋人を、ミュージシャンとしても活躍するジャスティン・ティンバーレイクが演じている。
「最高峰の演技力を誇る女優でないと成立しない」というアレン監督のリクエストに見事に応えたケイトは、「最初はどうすればいいのかわからなかった」と吐露するも、新境地を開拓。撮影監督は『地獄の黙示録』などで3度のオスカーを獲得しているヴィットリオ・ストラーロが務めている。(編集部・小松芙未)