足立梨花、田村侑久にプロ意識ほめられ照れながら“悪態”!?
女優の足立梨花が4日、新宿ピカデリーにて行なわれた主演映画『キスできる餃子』完成披露舞台あいさつに、共演の田村侑久(BOYS AND MEN)、主題歌を担当したチャラン・ポ・ランタンの小春・もも、秦建日子監督と共に登壇。足立は田村から控え室での女優としてのプロ意識を絶賛されると照れて笑顔を見せながら「ずっと見られていたと思うと気持ち悪い……」とまさかの悪態(!?)をついて集まった人たちを笑わせていた。
本作は『アンフェア』シリーズの原作やテレビドラマ「ドラゴン桜」などの脚本を手掛けてきた秦が監督と脚本を務めたラブコメディー。バツイチ子持ちの陽子(足立)が実家の休業中の餃子屋「ふじた」を建て直すために奮闘したり、恋に揺れたりする姿を描く。
これまで皮から餃子を作る機会がなかったという足立だが、「クランクイン前に(撮影場所である餃子のメッカ・)宇都宮まで行って、一から餃子作りを体験しました。皮を丸く伸ばすのに苦労しました」と本格的に練習したことを明かすと、秦監督は「手元から撮っていたので、かなり(カメラを)まわしました。ミスってしまったものも使っているんです」とこだわりを述べる。
足立の作品に対する姿勢には、共演者の田村も舌を巻くほどで「梨花ちゃんとは控え室も一緒だったのですが、台本をしっかり読み込んで、つながりなども完璧に意識してメイクにも気をつけているんです。俺はダメだなと思いました」とエピソードを語ると、足立は「わたしは自分でメイクをすることが多いので、しっかりしないとダメなんです」と謙遜しつつ「なんかずっと控え室で見られていたと思うと、ちょっと気持ち悪いです」と笑顔で毒づいてみせて、会場を盛り上げた。
イベント後半には、主題歌「ページをめくって」を担当したチャラン・ポ・ランタンが生歌を披露。足立は「迫力がある生演奏を間近で聴くことができて楽しかった」と満面の笑みを浮かべると、田村は「すごくメッセージ性が伝わりやすい曲。演奏している姿がめちゃくちゃ格好よかった」とチャラン・ポ・ランタンの虜になっている様子だった。
足立は「宇都宮の魅力がたっぷり詰まった作品です。映画を観終わったあとは、餃子を食べたくなったり、恋をしたくなったりすると思います」と客席に作品をアピールしていた。(磯部正和)
映画『キスできる餃子』は6月22日より全国公開