庵野秀明、妻夫木聡の「大人エレベーター」CMに出演 エヴァを模した新機体登場
アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズなどの庵野秀明監督が出演する「サッポロ生ビール黒ラベル」の新CMが発表された。妻夫木聡が人生の先輩たちと語り合う「大人エレベーター」シリーズの新作で、庵野監督のデザインを元に制作された、エヴァンゲリオンのような“新機体”も登場する。
今回のCMに庵野監督は、58歳の大人代表として出演。架空の「大人エレベーター」の58階に降り立った妻夫木と、黒ラベルを飲み交わしながら、“大人”というテーマについて本音で語り合う。
CMでは、妻夫木の「挑戦とは」という質問に、庵野監督が「背伸びですかね」と答えるなど、ファンにとっても興味深い仕上がり。話の最中に大きな足音が響くと、庵野監督のイメージラフデザインを元に制作された巨大な機体が、夕日の中を歩くカットが映し出される。
また、CMと共にインタビュー映像も公開。庵野監督が、慣れないCM撮影に参加した楽しさや黒ラベルとの付き合い方を語る、貴重な映像になっている。CM本編は、「未来とは篇」「進化とは篇」など複数のタイプが制作されており、29日からサッポロビールのオフィシャルサイトで公開。またテレビでも、30日から全国でオンエアされる。
同社では「日本を代表するアニメ・映画監督として人間の本質を常に見つめ、独自の映像表現を創り出す庵野さんと妻夫木さんとの会話の中で描かれる世界観が、20 代・30 代を中心とした若い世代のお客様への新たな気づきを生むと共に、幅広く『大人』のお客様に共感していただけることを期待しています」としている。(編集部・入倉功一)