織田裕二、10年ぶり月9主演！日本版「SUITS」に中島裕翔と挑戦
俳優の織田裕二が、アメリカの大ヒットドラマを原作にした10月期フジテレビ系ドラマ「SUITS／スーツ」で約10年ぶりに月9主演を務めることが2日、わかった。都内の大手弁護士事務所を舞台に、織田演じる敏腕弁護士・甲斐正午が、経歴を詐称して雇われるワケありの天才青年とコンビを組み、活躍する痛快エンターテインメント。甲斐の部下となる鈴木大貴に、中島裕翔（Hey! Say! JUMP）がふんする。
原作となるドラマ「SUITS」は2011年6月にアメリカで放送が開始され、初回視聴者数460万人超を記録し、現在日本ではシーズン7が放送中。日本版ではシーズン1で描かれた、NYの敏腕弁護士ハーヴィー・スペクター（ガブリエル・マクト）と彼の若きアソシエイト（パートナーとして働く若手弁護士）のマイク・ロス（パトリック・J・アダムス）が出会い、チームとなり、さまざまな訴訟を解決する過程を追う。
主人公・甲斐にふんする織田は、2008年7月クール「太陽と海の教室」以来10年ぶりの月9主演。1995年10月クール「正義は勝つ」（フジテレビ系）以来、23年ぶりの弁護士役となる織田だが、本作では東大入学後にハーバード大学に留学した経歴を持つエリート中のエリートに。企業の買収や合併、企業間の戦略的提携など、主に金になる仕事を担当。傲慢で、勝利のためには手段を問わない性格を案じる上司から提案を受け、アソシエイトを雇い入れるが、実は彼は弁護士資格を持っておらず、経歴詐称という秘密を共有することになる。
織田は「プロデューサーさんから“月9ドラマは新たなチャレンジを始めた”と伺ったので、これを受けて私も新たな挑戦をしたい」「スピーディーでスタイリッシュな演出で、個性的な出演者たちがクスっと笑わせ、飽きさせない作品です。これを日本版ではどう料理するのか、日本ならではの面白さが出せれば」と意気込む。
一方、一度見たものは決して忘れない驚異的な記憶能力をかわれ、甲斐の部下に雇われる大貴にふんする中島は、2015年1月クール「デート～恋とはどんなものかしら～」以来、約3年ぶりの月9出演。弁護士役、織田との共演はともに初。「SUITS」はメンバーに薦められて観ていた大好きなドラマだと言い、「織田さんの演じられる甲斐は絶対に渋くてカッコいいと思うので楽しみで仕方がありません。役柄でも裏側でも、バディと認められるように織田さんにしっかりとついていきたいと思います！」と織田との共演に期待を込める。
脚本を、テレビドラマ「相棒」シリーズや映画『孤狼の血』などの池上純哉、演出を、テレビドラマ「謎解きはディナーのあとで」「ヘッドハンター」などの土方政人が担当する。（編集部・石井百合子）
「SUITS／スーツ」は10月より毎週月曜21時～、フジテレビ系にて放送