佐野勇斗、初対面の中条あやみに「アイラブユー」笑顔あふれる撮影現場を振り返る
中条あやみと佐野勇斗が共演した映画『3D彼女 リアルガール』(9月14日公開)のジャパンプレミア・カーペットイベントが8日に都内で行われ、佐野が初対面の中条に「アイラブユー」と声を掛けたエピソードなどを笑顔で語り合った。この日は、共演者の清水尋也、恒松祐里、上白石萌歌、ゆうたろう、神田沙也加、監督の英勉も登壇した。
那波マオの人気コミックを基に、美少女と2次元オタク男子が織り成す恋愛模様を描く本作。キャストたちが「夏の初デートファッション」に身を包んで登場し、ランウェイを歩いた。8月8日が「笑いの日」であることにちなんで、登壇したキャストたちが笑いの絶えなかったという撮影現場についてトークを展開した。
佐野は「とにかくキャスト6人で仲良くやりたいなって気持ちがあったので、嫌われてもいいから(硬い空気を)ぶち壊していこうって思っていました」と振り返った。そして、初対面の中条と会うときに英語で声を掛けようと思っていたそうで「思いついた『アイラブユー』をいきなり言ったら、うまく返してくれたので、すぐに仲良くなれました」と照れくさそうに話すと、中条は「その瞬間、爆笑が起こりました」と笑顔で現場の様子を紹介。
その中条は、撮影中はずっと笑っていたほど笑顔あふれる現場だったことを明かす一方で、初共演のキャストが多く不安もあったという。「こう見えて人見知りなので監督に自己申告しておいたら、監督が声を掛けてくれていたみたいで。みんなが会った瞬間から壁を作らず話しかけてくれました。そこからはずっと仲良しです」。
続いて「正反対な性格の相手との恋愛」という本作のストーリーが話題になると、佐野は「ありです」と即答。演じたオタク男子のつっつんとの共通点もあったようで「自分から積極的に行くタイプではないので、殻を破る前のつっつんに少し似ていると思います」とのこと。中条は「自分にないものを持っている人っていいなと思います」と語り、「つっつんは意外と男らしいところもあって、(中条ふんする色葉にとって)安心できるタイプだったんだろうなって思いました」と感想を口にした。(取材・文:名鹿祥史)