ドラマ版「ライラの冒険」放送前に新シーズン制作決定!
英 BBC One が手掛けるファンタジー小説「ライラの冒険」のテレビシリーズが、第1シーズン放送前に早くも第2シーズンの制作が決定したと、Deadlineが独占で報じた。
イギリスの作家フィリップ・プルマンの人気小説「ライラの冒険」は、主人公の少女ライラと少年ウィルが、無数に存在するパラレルワールドを冒険するさまを描いた3部作のファンタジー。2007年には、第1部が『ライラの冒険 黄金の羅針盤』として映画化されている。
第1シーズンの撮影が今月頭よりウェールズでスタートしたばかりの本作だが、同サイトは、制作会社バッド・ウルフとニュー・ライン・シネマがすでに第2シーズンの制作に着手したと報じている。全8話で構成されたテレビシリーズは、『レ・ミゼラブル』などのトム・フーパー監督がメガホンを取り、『LOGAN/ローガン』の少女ローラ役で知られるダフネ・キーンが主人公ライラを演じる。
その他、ライラの父親・アスリエル卿を『X-MEN』シリーズのジェームズ・マカヴォイが演じるほか、ライラを育てるマスター役に『スリー・ビルボード』のクラーク・ピータース、映画ではニコール・キッドマンが演じたコールター夫人役に、テレビドラマ「アフェア 情事の行方」のルース・ウィルソンらが名を連ねる。制作費はイギリスのドラマ史上最高額となる予定で、今後の続報に期待したい。第1シーズンの放送日は現時点で未定である。(編集部・倉本拓弥)