宮野真守、ゴジラをナデナデ!『GODZILLA 星を喰う者』キャストもスキンシップ
第31回東京国際映画祭
第31回東京国際映画祭クロージング作品『GODZILLA 星を喰う者』(11月9日公開)のワールドプレミア上映が「ゴジラの日」である11月3日、東京国際フォーラムにて行われ、宮野真守(ハルオ役)、櫻井孝宏(メトフィエス役)、花澤香菜(ユウコ役)、上田麗奈(マイナ役)、小澤亜李(ミアナ役)、静野孔文監督、瀬下寛之監督、主題歌を担当するXAI(サイ)、そしてゴジラが集結。宮野は実写版のフォルムのゴジラが登場すると、頭をなでたり、顔を触ったり、抱き合ったりと劇中のシビアな関係性とは違い、コラボを楽しんでいた。
本作は、2万年にもわたって地球に君臨し続けてきたゴジラを倒そうと奮闘する人類の姿を描いたアニメ映画シリーズ『GODZILLA』三部作の最終章。超科学が生み出したメカゴジラシティをも焼き尽くし、地上の覇者となった究極の生命体ゴジラ・アースに、高次元怪獣ギドラが挑む壮絶なバトルが描かれる。
映画祭のオープニングイベントでもゴジラと共にレッドカーペットを歩いた宮野だが、その際も「ゴジラの頭をなでながら、ヨシヨシとしていたんですよ」と瀬下監督が明かすなど、“世界のゴジラ”とのコミュニケーションを楽しんでいたという。宮野に触発されたのか、櫻井や花澤ら、他のメンバーもゴジラの尻尾をなでたり、口のなかに手を入れたり、脇を触ったり……と興奮しながらゴジラとスキンシップを図る。
そんな和やかなムードに櫻井が「(東京国際映画祭のクロージングイベントということで)もっと厳かだと思っていたんですが、わりとフランクですね」とつぶやき場内を沸かせる。出演者たちをも大興奮させるゴジラの魅力だが、劇中ではゴジラと人間、さらには異星人種族との関係性が描かれるなど、テーマやメッセージ性は深い。
これまでも数多くのアニメーション作品に参加している櫻井は、チーム『GODZILLA』は自身のキャリアでも特別な存在だったようで、レッドカーペットを歩いたことにより「ゴジラって、全世界の人が知っているムービースターなんだな」と実感したという。さらに櫻井は、改めて本作に参加できたことに「とても光栄でした」と笑顔を見せると、宮野も「日本を代表するアニメーションとゴジラのコラボ。世界のみなさんに届いたら嬉しいです」と熱い思いを語った。
またこの日は、クロージング上映前に行われたイベントに、映画祭のアンバサダーを務めた松岡茉優が登壇。「レッドカーペット前にゴジラと握手したんですよ」と嬉しそうに語ると、大役を果たしたことに「充実した10日間でした。大好きな映画祭が終わってしまうのは寂しいですが、来年も再来年も、ずっと映画祭に携わっていけるような映画人になりたいです」と抱負を述べていた。(磯部正和)