流行語大賞は「そだねー」トップ10に「おっさんずラブ」
「2018ユーキャン新語・流行語大賞」が3日に発表され、深夜ドラマながら好評を博したドラマ「おっさんずラブ」のタイトルがトップ10入りを果たした。年間大賞はカーリング日本女子代表のロコ・ソラーレ(LS)北見による「そだねー」だった。
「ユーキャン新語・流行語大賞」はその年に話題となった言葉を選出する大賞とトップテンが選ばれる。大賞に選ばれた「そだねー」は、今年開催された冬季オリンピック平昌大会で、銅メダルを獲得したカーリング日本代表女子が試合中に発していた言葉。同賞の公式サイトには、トップアスリートによるのんびりとしたやりとりが「ほっとするひと時をもたらしてくれた」と選出理由などが書かれている。
「おっさんずラブ」は、田中圭ふんする33歳のモテないサラリーマン・春田が、上司(吉田鋼太郎)と部下(林遣都)から告白されるというおっさん同士の恋愛を描いた作品。放送中にTwitterのトレンドで上位になるなど大きな話題となった。そのほかトップテンには、「eスポーツ」「(大迫)半端ないって」「ご飯論法」「災害級の暑さ」「スーパーボランティア」「奈良判定」「ボーっと生きてんじゃねーよ!」「#MeToo」が選ばれた。
また、先日発表された候補30語のなかには、口コミから人気に火が付いた映画『カメラを止めるな!』を略した「カメ止め」がノミネートされていたが、惜しくも受賞を逃した。(編集部・梅山富美子)