英国のベテラン殺し屋の「暗殺カタログ」公開!『やっぱり契約破棄していいですか!?』本編映像
死にたい小説家とクビ寸前の殺し屋の追走劇を描いたブラックコメディー映画『やっぱり契約破棄していいですか!?』の本編映像が公開され、あまりにもシュールな「暗殺カタログ」の存在が明らかになった。
【動画】『やっぱり契約破棄していいですか!?』本編映像(暗殺カタログ)
小説家を目指すも全く芽が出ず、絶望して7回自殺を試みたがいずれも失敗しているウィリアムと、英国暗殺者組合の会員として素晴らしいキャリアを誇りながらも、今や暗殺件数のノルマを達成できずクビ寸前のレスリーの出会いと攻防を描く本作。今回公開されたのは、死にたいウィリアムがレスリーに「暗殺カタログ」を見せてもらい、希望の殺され方を選ぶシーンだ。
映像では「暗殺カタログ」の中身も見ることができるが、そこにはさまざまな殺害方法が妙にかわいらしいイラストで説明されていて何ともシュール。ウィリアムは「英雄死」のページに興味を示すも、彼の予算2,000ポンドでできる死に方は「即死」のみだと知らされてしまうなど、本作のブラックな魅力の一端がうかがえる。
こうしてウィリアムはレスリーに1週間以内に殺してもらえることになるが(※1週間以内に殺せなければ返金)、そんな矢先に、小説を出版するチャンスが訪れて……。契約を破棄したいウィリアムと、ノルマ達成のために何が何でもウィリアムを殺したいレスリーの“人生を懸けた1週間”が幕を開けることになる。ウィリアム役は『ダンケルク』のアナイリン・バーナード、『フル・モンティ』のトム・ウィルキンソンが務め、これが長編デビューとなるトム・エドマンズ監督がメガホンを取った。(編集部・市川遥)
映画『やっぱり契約破棄していいですか!?』は8月30日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開