高畑充希、遊川和彦とのタッグは「変な役をやらされる」脚本を絶賛
10月期の日本テレビ系ドラマ「同期のサクラ」の記者会見が23日に都内で行われ、主演を務める高畑充希が「過保護のカホコ」に続くタッグとなった脚本家・遊川和彦について「遊川さんと組むと変な役をやらされる」と語り、笑いを誘った。この日は共演者の橋本愛、新田真剣佑、竜星涼、岡山天音らも来場した。
高畑と脚本家・遊川が再タッグを組んだ本作は、過疎の離島で育ち、故郷の島に橋を架けるという夢を持つサクラ(高畑)が主人公。ゼネコン大手の花村建設に入社したサクラの、同期に見守られながら駆け抜けた10年間が1年ずつ1話ごとに描き出される。この日の会見に、スーツにメガネ姿で来場した高畑は「ただいま絶賛撮影中で、みんなで一緒に頑張っています。面白いドラマにしたいという気持ちは一緒なので、放送を楽しみにしてください」とあいさつ。
高畑は「何もないところから始まる(脚本家・遊川の)完全オリジナル作品で、こんなに最初から携わることはなくて、これでもかというくらいに話し合いタイムが設けられていて、クランクイン前にグッタリしました」と笑う。自身が演じるサクラについて「忖度ができなさすぎるサクラの生き方がいいのかわからないですが、嘘がないから信頼できる。カッコいいし、憧れる部分もあります。ただ、遊川さんと組むと変な役をやらされる。サクラも変な役で、私は普通の人だということを伝えたいのですが、一生懸命やります」と語り、会場を笑わせた。
さらに「今後に期待するところ」を尋ねられた高畑は「今は台本が3話まで来ていて、1話より2話、2話より3話という感じで、面白さがどんどん加速しているんです」と脚本の面白さを絶賛。「でも、もしかしたら4話でストップしちゃうかもしれないですけどね」と付け加えて、会場は爆笑。すると、報道陣の後方にいた遊川からの「うるさいよ!」という声が飛び、さらに大盛り上がり。すかさず高畑が「どんどん面白くなっているので、台本が来るのが楽しみです!」とフォローしてみせると、遊川は「頑張ります!」という意気込みで応じた。撮影現場の雰囲気の良さが感じられるやりとりに、会場は終始笑いに包まれていた。(取材・文:壬生智裕)
ドラマ「同期のサクラ」は日本テレビ系にて10月9日より毎週水曜よる10時~放送