上田慎一郎監督『カメ止め』キャストの見事なコメントに驚き「しゃべりがうまくなった」
『カメラを止めるな!』で旋風を巻き起こした上田慎一郎監督の最新作『スペシャルアクターズ』のワールドプレミア試写会が25日、丸の内ピカデリーにて行われ、上田監督をはじめ、オーディションを勝ち抜いた18人のキャスト、さらに『カメ止め』出演で大きな飛躍を遂げたしゅはまはるみ、真魚、どんぐりが駆け付け、新作完成を祝った。
【写真】みんないい笑顔!『スペシャルアクターズ』ワールドプレミア試写会の様子
本作は売れない役者・和人が、数年ぶりに再会した弟から紹介された俳優事務所「スペシャル・アクターズ」に所属したことから巻き起こる騒動を描いたコメディー。舞台あいさつには大澤数人、河野宏紀、富士たくや、北浦愛、上田耀介、清瀬やえこ、仁後亜由美、淡梨、三月達也、櫻井麻七、川口貴弘、南久松真奈、津上理奈、小川未祐、原野拓巳、広瀬圭祐、宮島三郎、山下一世といったキャスト陣も出席した。
802の座席数を誇る都内最大級の劇場の舞台に立った上田監督は「とんでもない光景ですね。こんな大きな劇場からの船出なんて、とても光栄です」と感無量な表情を浮かべると「ゼロからメンバーと共に作り上げた作品なので、一緒に舞台に立てて気絶しそうなぐらい幸せです」と壇上を見渡す。
オーディションには1,500人を超える応募があったというが、選ばれた18人について上田監督は「この映画が『カメ止め』と違うところは、まったく本がなかったこと。純粋に僕が恋をした人たちを選び、そこからそれぞれの人と話をしていきながらアテ書きして脚本を作りました」と“人物”を基準に選考したことを明かす。
イベント後半には、『カメラを止めるな!』に出演していたしゅはま、真魚、どんぐりが花束を持って登場し、映画の完成を祝福した。真魚が「上田監督、キャストの皆さん、ワールドプレミア試写会おめでとうございます。作品を拝見し、上田監督らしい映画だなと感じました。多くの人に届くといいなと思っています」とあいさつすると、上田監督は「しゃべるのめっちゃうまくなりましたね」と驚き顔。しゅはまも「しっかりしゃべっていてびっくりした」と追随すると、どんぐりと共に、スタートから大きく注目されている今作に対して羨望の眼差しを向けていた。(磯部正和)
映画『スペシャルアクターズ』は10月18日より全国公開