『パラサイト』が作品賞含む3冠!ロサンゼルス映画批評家協会賞
現地時間8日、アカデミー賞の前哨戦として注目される第45回ロサンゼルス映画批評家協会賞の結果が発表され、『パラサイト 半地下の家族』が作品賞、監督賞(ポン・ジュノ)、助演男優賞(ソン・ガンホ)の3冠に輝いた。
全員失業中の貧しい一家の長男が、IT企業を経営する裕福な一家の家庭教師になったことから起きる騒動を描く本作。今年のカンヌ国際映画祭では最高賞のパルムドールを獲得したほか、アカデミー賞の前哨戦であるナショナル・ボード・オブ・レビュー賞とニューヨーク映画批評家協会賞で外国語映画賞を受賞しており、早くも賞レースで存在感を発揮している。
そのほか、『ペイン・アンド・グローリー(英題) / Pain and Glory』のアントニオ・バンデラスが主演男優賞、『ダイアン(原題)/ Diane』のメアリー・ケイ・プレイスが主演女優賞を受賞した。
第45回ロサンゼルス映画批評家協会賞の主な受賞作品、受賞者は下記の通り。(編集部・倉本拓弥)
作品賞
『パラサイト 半地下の家族』
監督賞
ポン・ジュノ 『パラサイト 半地下の家族』
主演男優賞
アントニオ・バンデラス 『ペイン・アンド・グローリー(英題)』
主演女優賞
メアリー・ケイ・プレイス 『ダイアン(原題)』
助演男優賞
ソン・ガンホ 『パラサイト 半地下の家族』
助演女優賞
ジェニファー・ロペス 『ハスラーズ』
脚本賞
ノア・バームバック 『マリッジ・ストーリー』
外国語映画賞
『ペイン・アンド・グローリー(英題) 』
アニメ賞
『失くした体』