武田真治『スター・ウォーズ』ルークに憧れ特訓!妹に「フォースを感じろ」
16日、映画『スター・ウォーズ』シリーズのエピソード9にあたる完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の応援上映がTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、シリーズファンの及川光博と武田真治、カイロ・レン(アダム・ドライヴァー)の吹き替えを務める声優・津田健次郎が登壇。それぞれコスチューム姿で、シリーズの思い出を振り返った。
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昨年12月20日に公開された本作は、1月15日までに累計動員410万人、累計興収62億円を突破。その大ヒットを記念して、応援上映(上映素材は2D字幕版)が行われることになった。この日、津田と及川はカイロ・レン、武田はルーク・スカイウォーカーのコスチューム姿で登壇。及川が「カッコいいでしょう! この衣装、オリジナルで作りました!」と満面の笑みを浮かべると、武田も「(衣装を着るのが)夢だったんです」と上気した表情を見せた。
及川は「小学3年生の時に第1作を渋谷に観に行きました。ただただ驚きの世界でした」と『スター・ウォーズ』の思い出を振り返ると、今回の完結編について「ハンドタオルを持っていて良かったと思いましたね。エンドロール中は、ずっとおえつしていました」としみじみ。「ひとことで言うと、エピソード9は卒業式みたいだった。泣けた泣けた」と語る。
一方、武田のシリーズ初体験は「最初のテレビ放映」で、ルークのトレーニングシーンを真似していたといい「僕が目隠しをしてプラスチックのバットを持って、妹におはじきを投げてもらって。『僕に当たるように投げろ』と言ってたんですけど、あんなこと(はね返すことなんて)できるわけない」と笑顔で述懐。妹に向かって「お前は俺のフォースをわかっていない! 俺のフォースを感じろ」とも言っていたそうで、「妹、ごめんよ」と懺悔するひと幕もあった。
そして津田は、完結編について、冒頭の『スター・ウォーズ』のテーマから「ヤバかったですね」と感激の表情。3作品にわたって担当したカイロ役を「彼の不安定さは、演じていてもドラマチックだなと思っていました。ダース・ベイダーは完成されていて、威厳がありますが、(カイロは)彼にあこがれている。非常にやりがいのある役でしたね」と振り返りながら、「3作でカイロ・レンの吹き替えをやらせていただけて幸せでした。完結は寂しいですが、全力で楽しんでください」と観客に呼びかけた。
この日は、およそ2分間の“体験版”上映にゲストたちも参加。座席に座った3人は、ファンと一緒にライトセーバーを振り上げたり、歓声を上げたりとそれぞれに応援上映を楽しんだ様子で、及川や武田も「今度は本格的にやりたい」と興奮した様子で語っていた。(取材・文:壬生智裕)
映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』は全国公開中