吉川愛&今泉佑唯、撮了日にお茶目なサプライズ 萩原みのり「浸ろうと思ってたら…」
映画『転がるビー玉』の先行公開初日舞台あいさつが31日に渋谷にあるミニシアター「WHITE CINE QUINTO(ホワイトシネクイント)」で行われ、萩原みのりがクランクアップの日に経験したという吉川愛と今泉佑唯からのお茶目なサプライズについて明かした。この日は吉川、萩原、今泉とともに共演者の笠松将、大野いと、宇賀那健一監督も姿を見せた。
吉川愛、萩原みのり、今泉佑唯、笠松将、大野いとが登場!【写真】
女性ファッション誌「NYLON JAPAN」の創刊15周年プロジェクトとして製作された本作。再開発が進む渋谷を舞台に、共同生活を送る3人の女性の日常が描かれる。
吉川は「私は売れないモデルの役で、テテ(大野)が売れているので、どんどん追い詰められるんです。私自身はずっとモデルをやっていたわけではないので、モデルさんはこんなにも大変なんだなと思いました」とコメント。萩原は「私は初めて就職している役で、会社にいるということにワクワクして、うれしかった。大人になった気持ちになりました」と感想を口にした。
また、今泉は「私は学生時代、渋谷の路上やライブハウスで一人で歌っていたりしたので、そういえばあのときはお客さんがいなかったな……とかを思い出して、(シンガーソングライターを夢見る役は)スッと入ってくる部分があって、楽しかったです」と続けた。
萩原は「オーディションを受けたときから、この役をどうしてもやりたくて、クランクアップのときは何とも言えない気持ちになって、今日から瑞穂じゃなくなっちゃんだな、と思ったら寂しくて。浸ろうと思ってたら、視界の先におかめの仮面を被った2人と、仮面舞踏会みたいなマスクを付けた監督がいて、感動的ではなくなったんです。うれしいんだけどうれしくない、みたいな」と笑いながらクレームを入れた。
それに対して吉川は「本当にすみません。普通にするのはつまらないなという話になって、仮面を買ってきて。監督も付けた方がいいんじゃないかと思って渡しました」と謝罪。最終的には萩原も仮面を付けることになったそうで、「なぜこれを付けながら泣いているんだろうと。この(撮影の)2週間くらいは何だったんだろうと。撮影が終わった達成感がどこかに飛んでいってしまった」とぼやくことしきり。そんなやりとりを見守って会場は盛り上がっていた。(取材・文:壬生智裕)
映画『転がるビー玉』は WHITE CINE QUINTO(ホワイトシネクイント)で先行公開中 2月7日より全国順次公開