ライアン・ゴズリング主演『狼男』、『透明人間』監督が交渉中!
米ユニバーサル・ピクチャーズの古典ホラー『狼男』を、ライアン・ゴズリング主演で再映画化する作品の監督として、『透明人間』のリー・ワネル監督が契約交渉に入ったと、Deadlineが独占で報じた。
1941年にジョージ・ワグナー監督が発表した『狼男』は、満月の夜になると、凶暴な狼男に変身してしまう男性の姿を描いた傑作ホラー。ユニバーサルは、往年のモンスター映画をリメイクする企画「ダーク・ユニバース」で『狼男』を進めていたが、第1弾『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』が失敗に終わったことで、独立した作品にシフトしている。
同サイトによると、『透明人間』を手掛けたブラムハウス・プロダクションズが製作に参加。ブラムハウスとファーストルック契約を結ぶワネル監督は、当初『狼男』のオファーに難色を示していたため、プロデューサーのジェイソン・ブラムが再検討するように働きかけたという。『透明人間』は、全世界興行収入1億2,595万8,792ドル(約138億円)の大ヒットを記録しており、ユニバーサルの古典ホラーを見事に復活させたワネル監督が、続けて『狼男』を現代に蘇らせることになりそうだ。
ワネル監督は、1941年のオリジナル版に基づいたトリートメント(物語の概要)を執筆。脚本は「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」のレベッカ・アンジェロとローレン・シューカー・ブラムが担当する。以前Varietyは、本作が現代を舞台にした『ナイトクローラー』風の作品になると報じていた。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)(編集部・倉本拓弥)