恐怖・違和感・居心地の悪さを追求!『事故物件 恐い間取り』劇中“事故物件”カット
KAT-TUNの亀梨和也が主演を務める映画『事故物件 恐い間取り』(8月28日公開)から、恐怖・違和感・居心地の悪さを追求したという“事故物件”の劇中カットが公開された。
【写真】怖っ!『事故物件 恐い間取り』“事故物件”の劇中カット
殺人・自殺・火災による死亡事故などがあったいわくつきの部屋“事故物件”に住み続けている事故物件住みます芸人・松原タニシの実体験による著書「事故物件怪談 恐い間取り」を映画化した本作。亀梨演じる売れない芸人・山野ヤマメが、ある企画で事故物件に住み、謎の怪奇現象が次々と起こり始めるさまが描かれる。
公開されたのは、ヤマメが住むことになる事故物件の場面カット。本作に登場する複数の事故物件は、それぞれ個性を出すため、スタッフのこだわりが細部まで施されている。撮影時にはカメラのフィルターの色味に変化をつけ、生活感のなさを出すために少ない装飾要素でホラー要素を表現。ある部屋では、雰囲気を作るために部分的に壁の色を変えるなどして恐怖を演出し、ある和室では、床さしや畳の卍敷きなど、日本間和室におけるタブーと禁忌事項を踏まえ室内を作ったそうだ。
また、本作のスタッフ曰く、撮影中、機材を運ぶエレベーターが突如動かなくなることも。そして、原作者の松原が撮影現場に来訪した時には、撮影機材や電気系統に不可解な不具合が発生したこともあったというエピソードも明かされた。
本作の監督を務めるのは、『リング』『スマホを落としただけなのに』などで知られる中田秀夫。共演には、奈緒、瀬戸康史、江口のりこ、木下ほうか、MEGUMI、真魚、瀧川英次、宇野祥平、高田純次、小手伸也らのほか、有野晋哉、濱口優、団長安田、クロちゃんをはじめとした松竹芸能の芸人が多数出演している。(編集部・梅山富美子)