ノーラン新作『TENET テネット』主人公は“名もなき男” キャラクター情報&新ビジュアル公開
クリストファー・ノーラン監督最新作『TENET テネット』から、13か国で先行解禁となった、全12種類に及ぶスタイリッシュなビジュアルが公開された。同時に、物語の鍵をにぎる主要キャラクターの設定が明らかになった。
【画像】『TENET テネット』アクションビジュアル(全12枚)
本作は、「TENET」という謎の言葉を武器に時間のルールから脱出し、第3次世界大戦から人類を救うミッションを課せられた男を描くサスペンス。秘密主義のノーラン監督だけに、「時間の逆行」がミッション達成の鍵になるらしいこと以外は、ほとんどが謎のベールに包まれている。
主演のジョン・デヴィッド・ワシントンが演じる「名もなき男」とされている主人公は、あるテロ事件に特殊部隊として参加したことから、第3次世界大戦を防ぐための謎のキーワード「TENET」を巡るミッションに巻き込まれる。また、ロバート・パティンソンふんする「ニール」は、名もなき男の相棒で、世界各国で任務遂行を手助けする優秀なエージェント。2人で危険なミッションに挑む。
2人に立ちはだかる存在となりそうなのが、ケネス・ブラナー演じる「アンドレイ・セイター」。富を一代で築いたロシアの財閥で、未来と現在を繋ぐ役割を持つ謎の悪人。一方、エリザベス・デビッキふんする「キャット」は、そのセイターの妻で一児の母。セイターの秘密を握るキーパーソンだ。
そして、ノーラン作品の常連俳優でもあるマイケル・ケインが演じる「マイケル・クロズビー卿」は、英国情報部の重要人物。名もなき男にセイターの情報を教え、援助をすることになる。
極力CGに頼らずリアルな映像を求めるノーラン監督は、本作で世界7か国をめぐりIMAXカメラでロケを敢行。自ら「これまでで最も野心的な映画」と公言しており、世界をめぐる巨大な謎と共に、新たな映像体験にも期待が高まる。(編集部・入倉功一)
映画『TENET テネット』は9月18日より全国公開