マーベル「シー・ハルク」主演と報じられた女優、報道を否定
マーベル・スタジオ製作の実写ドラマシリーズ「シー・ハルク(原題) / She-Hulk」で、主人公シー・ハルク/ジェニファー・ウォルターズ役を務めると報じられた女優タチアナ・マズラニーが、カナダのメディア Regina Leader Post の電話インタビューで、キャスティング報道を否定した。
「シー・ハルク(原題)」のキャスティングに関しては先月、タチアナが主演に起用されたとDeadlineが独占で報道(マーベル側はノーコメント)。その後、Variety、The Hollywood Reporter といった大手海外メディアも報じており、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でハルクを演じているマーク・ラファロは、Twitterで女性版ハルクを演じるタチアナのMCU入りを祝福していた。
しかし、同サイトの電話インタビューで本作について質問されたタチアナは、「実はあのニュース、事実ではないの」と否定。「手に負えないプレスリリースのようなもの。残念だけど、これは本当ではない」「なんでこんなことが起きたのかわからないの。あなた達(メディア)の方がよく知っているはずよ。私は何もわからない(笑)」と返答している。
徹底した秘密主義で知られるマーベルだけあって、「シー・ハルク(原題)」に関しても2019年の製作発表以降、正式な情報は一つもない。タチアナの言葉が本当であれば、今後新たな主演候補が浮上してくることになる。本作はディズニーの公式動画配信サービス「Disney+」向け作品として製作されており、監督及び製作総指揮に『ウソはホントの恋のはじまり』などのカット・コイロ監督が交渉に入っている。(編集部・倉本拓弥)