怖すぎ!ニコール・キッドマン、女同士の壮絶ファイトシーンが公開
オスカー女優ニコール・キッドマンが特殊メイクで顔かたちを変え、激しい暴力シーンにも挑んだ映画『ストレイ・ドッグ』から、壮絶なファイトシーンにインタビューを交えた特別映像が公開された。
酒に溺れ、同僚や別れた夫、16才の娘からも疎まれる孤独な人生を送るLA市警の刑事エリン・ベル(ニコール)を主人公にした本作。17年前、FBI捜査官クリス(セバスチャン・スタン)と共に犯罪組織への潜入捜査を命じられたエリンは、取り返しのつかない過ちを犯してしまい、その罪悪感が今なお彼女の心をむしばみ続けているのだ。そんなエリンの元に、紫色に染まった1枚のドル紙幣が届く。それは行方をくらました事件の主犯からの挑戦状だった……。『インビテーション』の日系女性監督カリン・クサマ監督が、LAノワールの世界を強烈なタッチで活写している。
今回公開されたのは、エリンと、主犯の愛人ペトラ(タチアナ・マズラニー)の壮絶なファイトシーンだ。タチアナは「まずスタントマンから特訓を受けて銃の扱い方なども習った。でも、ほとんどはニコールと撮影当日に考えた動きよ。彼女はすごく強い」と笑顔で明かし、ニコールも「タチアナもわたしも代役を使わなかったの。女性同士のファイトシーンは珍しいわ」と満足げに語っている。動物のように暴れ回る二人の姿は必見で、ニコールは「暴力性はこの映画のテーマの一つでもあるから、荒々しさをしっかりと出す必要があったの」と振り返っている。(編集部・市川遥)
映画『ストレイ・ドッグ』は10月23日よりTOHOシネマズシャンテ他にて全国順次公開