ヒールのディーン・フジオカがヤバい!「危険なビーナス」2話で息もつかせぬ騙し合い
18日、妻夫木聡主演、東野圭吾原作の日曜劇場「危険なビーナス」(TBS系、毎週夜9時~)第2話が放送され、ディーン・フジオカの華麗なヒールぶりが注目を浴びている(※一部ネタバレあり)。
本作は、ドラマ&映画化が相次ぐ東野圭吾の同名小説に基づくミステリー。舞台は、総額30億円とも言われる財産を有する名家・矢神家。当主が危篤状態に陥り、遺産の相続権をもつ明人(染谷将太)が失踪したことから熾烈な骨肉争いが始まる。第1話では、明人の異父兄である主人公・伯朗(妻夫木)のもとへ、明人の妻を名乗る美女・楓(吉高由里子)が現れ、彼女の懇願により明人を捜索することに。楓は本当に明人の妻なのか? 伯朗や矢神家の面々が疑心暗鬼にかられる中、ラストでは遺産の秘密を握る医師・牧雄(池内万作)が何者かによってエスカレーターから突き落とされたところで幕を閉じた。
ディーンと主演の妻夫木は同い年で、意外にもこれが初共演。2話では楓を挟んだ伯朗と養子・勇磨(ディーン・フジオカ)の息もつかせぬ駆け引きが展開された。
勇磨は、都内に複数のダイニングレストランを有するやり手の実業家。連れ子として矢神家にやって来た伯朗を昔から見下しており、伯朗とは犬猿の仲だが、遺産相続を有利に進めたい勇磨は楓の正体を暴くべく伯朗に接近。伯朗と楓を食事に招く場面では、矢神家の中で「よそ者」と風当たりの強い楓に優しい言葉をかけて懐柔。協力を拒む伯朗も同様に硬軟の言葉を織り交ぜて引き入れようとするといった具合で、スマートに計画を進めていった。
放送後、勇磨VS伯朗による二転三転する騙し合いのほか、ヒールに徹したディーンにハマる視聴者が続出。ネット上では「悪おディーン様」とあがめられ、「ディーンさんのヒール役に完全にノックダウンです」「ドキドキした(ハートマーク)」「めっちゃカッコ良い」「気品がある」「色気がある」といった声でにぎわっている。
ところで、第2話のラストではまたしても登場人物の一人が階段から突き落とされる場面があり、「夜道の階段が怖い」と視聴者を戦慄させている。(編集部・石井百合子)