木村多江、寺田心と強烈な演技合戦！ブックオフ新CMで
寺田心の強烈な演技が話題のブックオフコーポレーション株式会社のCMシリーズに、女優の木村多江が新キャストとして起用された。寺田と木村が怪演を見せる新テレビCM「本を欲する人々」第1話「出会い／そのまま売れる」篇と「本を欲する人々」第2話「学び／まとめて売れる」篇は、14日より全国でオンエアされる。
2019年に放映が開始されたテレビCMでは、寺田がブックオフ店員役を務めるさまざまなシリーズが展開されてきた。新CMでは、木村が芝居の先輩として寺田の前に立ちはだかり、強烈かつシュールな掛け合いを披露する。
撮影中、寺田の泣きの演技に冷ややかな言葉を投げかける木村は、寺田と監督に「怖すぎじゃなかったですか？」と自らの表情を見返し、笑いながら心配。また、「ブックオフに、本を、売ってくださ～い！」と叫ぶシーンでは、監督から「余韻気にしないで、続けてください！」と指示が入ると、涙を流しながら、鬼気迫る表情で「売ってくださ～いぃぃぃっ、ぁぁぁぁ」と役に入り込んでいたという。カットがかかるとスタッフから、堪えていた笑いと、「すごいっ」と驚きの声が漏れていたそうだ。
一方、木村の演技を間近で見ていた寺田は、練習してきたセリフを何度も撮影現場でも繰り返し、本番でもミスなく撮影を進めていき、定評のある演技に更に磨きがかかっていることを感じさせる一幕が。木村とスタッフ全員が驚いたのが、涙を流すシーン。自らの感情をコントロールして自在に涙を流す様子に「すごい、本当に勉強になります」と木村も脱帽していた。
また、お互いの印象について、寺田は「とある番組で声を担当されていてなんか優しい声で素敵だなって思っていました。なのでドキドキというかワクワクしていました」と語り、木村は、「以前、心くんのドキュメンタリーのナレーションをやらせていただいたのですが、そのときにいろんなことをちゃんと深く考えているんだなと思いました。今日も本当に子どもとしては見れなくて、役者として同じ土俵に立っているという感覚でやらせていただきました」と振り返っている。（編集部・梅山富美子）