マーベル「シー・ハルク」にハルク&アボミネーション参戦!キャスト正式発表
マーベル・スタジオは現地時間10日、実写ドラマシリーズ「シー・ハルク(原題) / She-Hulk」のキャストを正式に発表。主演をタチアナ・マズラニーが務め、『アベンジャーズ』シリーズからブルース・バナー/ハルク役のマーク・ラファロ、『インクレディブル・ハルク』(2008)でエミル・ブロンスキー/アボミネーションを演じたティム・ロスの出演が決定した。
女性版ハルクにあたるシー・ハルクは、重傷を負った弁護士ジェニファー・ウォルターズが、いとこのブルースから輸血を受けたことで誕生したヒーロー。タチアナがシー・ハルクを演じる本作はコメディーシリーズとなり、『ウソはホントの恋のはじまり』などのカット・コイロ監督と新鋭アヌ・バリア監督がメガホンを取る。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』以降、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)での今後が不透明だったハルクだが、フェーズ4にラインナップされている「シー・ハルク(原題)」に登場することが確定。マーク本人も過去に「バナーを『シー・ハルク(原題)』に登場させるかも、という話はあるけどね」とVarietyに語っており、念願のハルク&シー・ハルクの共演が実現する形となった。
さらに、『インクレディブル・ハルク』からティムふんするアボミネーションが再登場。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にも登場したロス将軍(ウィリアム・ハート)率いる精鋭部隊のエリートだったエミルが、ブルースの血清を投与したことで誕生したヴィランで、同作でハルク(エドワード・ノートン)と死闘を繰り広げた。
「シー・ハルク(原題) / She-Hulk」は、動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」向けのドラマとして製作される。配信日は未定。(編集部・倉本拓弥)