『アベンジャーズ』監督と『ゴジラ』ミリー・ボビー・ブラウンが新作映画でタッグ!
ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」や『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』に出演する若手女優のミリー・ボビー・ブラウンが、『アベンジャーズ』シリーズを監督した、ジョー&アンソニー・ルッソ兄弟の新作『ジ・エレクトリック・ステイト(原題) / The Electric State』に出演するとDeadlineが独占で報じた。
本作は、スウェーデンの新鋭アーティスト、シモン・ストーレンハーグのグラフィックノベルが原作のディストピア映画。無人機ドローンによる戦争で荒廃した、1997年の架空のアメリカを舞台に、10代の少女ミシェルと、おもちゃのロボット・スキップの旅が描かれる。映画化にあたり、『アベンジャーズ』シリーズに携わったクリストファー・マルクスとスティーヴン・マクフィーリーが脚本を手掛ける。
もともとは、ルッソ兄弟が立ち上げた制作会社AGBOが映画化権を獲得し、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のアンディ・ムスキエティ監督がメガホンを取る予定だったが、同サイトによると、ムスキエティ監督がDCヒーロー映画『ザ・フラッシュ(原題) / The Flash』に注力するため、ルッソ兄弟が監督することになったとのこと。ミリーには「ストレンジャー・シングス」新シーズンの撮影があり、ルッソ兄弟もライアン・ゴズリングとクリス・エヴァンスが共演する新作『ザ・グレイ・マン(原題) / The Gray Man』の撮影が控えているため、制作のスタートは2021年後半から2022年初頭を想定しているという。
ルッソ兄弟は、イラク戦争に従軍した元兵士の半自伝的小説をトム・ホランド主演で映画化した『チェリー(原題) / Cherry』を終えたばかり。「科学忍者隊ガッチャマン」のアメリカ放映版「Battle of the Planets」の映画化や、世界的カードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」のアニメ化など、数多くの監督・プロデュース作品を抱えている。(編集部・入倉功一)