Netflix「ジュピターズ・レガシー」の終了、新たな実写化「Supercrooks」を発表
5月7日に配信を開始した、マーク・ミラーのコミックを原作としたNetflixのヒーロードラマ「ジュピターズ・レガシー」だが、早くもシーズン1のみで終了することが発表されたと、Deadlineなどが報じた。しかし、これはミラーワールド作品のユニバース化のためであり、新たに「スーパークルックス(原題) / Supercrooks」の実写化に着手しているという。
映画『キングスマン』や『キック・アス』シリーズの原作者として知られるミラー氏の作品の中から、新たに実写化される「スーパークルックス(原題) / Supercrooks」は、ヴィラン1人につきヒーローが5人いるような、ヒーロー供給過多な世界を舞台に、小悪党のジョニーがヴィラン仲間を集めて、一発逆転の大強盗を企てるクライム・アクション。アニメ版「スーパー・クルックス」が、Netflixで今年の後半に配信される予定となっている。
ドラマ「ジュピターズ・レガシー」についてミラー氏は、「また戻ってくると確信しているよ」とコメントしており、実際に2つの作品にはまたがるキャラクターもいることから、何かしらの形で絡んでくる可能性はあるといえそうだが、現段階では不明とされている。
Netflixは、「ジュピターズ・レガシー」の実写化に始まり、アニメ版「スーパー・クルックス」、ミラー氏のいくつかの作品における映画やテレビシリーズ化を目的として、ミラー氏が設立した出版社ミラーワールドを2017年に買収。今後もユニバース化作品が誕生することが期待される。(編集部・浅野麗)