リブート版『クライモリ』10.15に公開が決定!ティザー予告も
スティーヴン・キングが絶賛したホラー映画『クライモリ』(2003)のリブート版『ロング・ターン(原題) / Wrong Turn』の邦題が『クライモリ』に決定し、10月15日に公開されることが明らかになった。
オリジナル版『クライモリ』は、キャンプに出かけた若者たちが森の中で事故に遭い、立ち往生していたところ、人間を食べる伝説の生き物マウンテンマンに遭遇するというスプラッターホラー。キングが、その年の年間ベスト1ムービーに挙げて絶賛し、全米でスマッシュヒットを記録。その後シリーズ化され、計6作が製作された。
今回のリブート版は、『バイオハザード』シリーズのプロデューサーコンビのロバート・クルツァー、マルティン・モスコヴィッツが手掛けており、脚本をオリジナル版のアラン・マッケルロイが担当。スペイン出身のスーパーモデル兼女優のシャルロッテ・ベガが主人公ジェンを務め、ジェンの父親を「ストレンジャー・シングス 未知の世界」などのマシュー・モディーンが演じている。『ザ・ドメスティックス』で注目を集めた新鋭マイク・P・ネルソンが監督を務める。
公開されたティザー予告では、キャンプへと向かう楽しそうな若者たちの姿から一変、不気味な子供の歌声と共に、森に起きる不吉な出来事が描かれていく。そして、足首をチェーンでとらえられた青年がどこかに引きずりこまれたかと思うと、恐怖に慄く若者たちが次々と映し出され、最後には「生きて帰れるのはその悲鳴だけ」の文字が。果たして、彼らはどうなってしまうのか、そのスリリングな展開に、期待と恐怖が入り混じる内容になっている。(高橋理久)