北村匠海『東京リベンジャーズ』続編を熱望!「このチームでまた作りたい」
俳優の北村匠海が29日、都内で行われた映画『東京リベンジャーズ』大ヒット御礼舞台あいさつに登壇し、「このチームでまた映画を作りたいです」と続編への熱い思いを吐露した。舞台あいさつには杉野遥亮、磯村勇斗も出席した。
【イベント写真】北村匠海、杉野遥亮、磯村勇斗が大ヒットに感謝!
累計発行部数3,200万部を超える和久井健の人気コミックを『映像研には手を出すな!』などの英勉監督が実写映画化した本作。北村演じる主人公タケミチが、ある出来事をきっかけにタイムリープし、うだつの上がらなかった人生にリベンジする姿を描く。
7月9日に全国公開された本作は、7月28日までの20日間で観客動員数181万人、興行収入24億円を突破するなど大ヒットを飛ばしている。北村は「緊急事態宣言による自粛で撮影が止まったり、公開が延期になったりしていたのですが、撮影中からこの作品はものすごい映画になると思っていました」と笑顔を見せると、「大ヒットして、この場に立つことができて嬉しいです」とファンに感謝を述べる。
北村の言葉通り、撮影延期や公開日も延期になるなど苦しい状況が続くなか、スタッフ、キャストが「絶対リベンジするんだ」という思いで完成にこぎつけた。この日、主題歌である SUPER BEAVER の「名前を呼ぶよ」にのせて本作に携わる人々の思いが詰まったメイキング映像が初披露されると、北村は「危なかったですね」と感極まった様子。
「人との出会いにすごく感謝できる映像でした」と映像の感想を口にした北村は、「冗談じゃなく、またこのチームで映画を作りたい。『東京リベンジャーズ』の続きが本当にあってほしい。匂わせでもなんでもない、僕の願望なのですが、また作品を届けられる場を作れたらいいなと思います」と続編への熱い思いを語っていた。
まだまだ予断を許さない日々が続くが、北村は「この作品で改めて役者をやる意味が再確認できました」と客席に強い視線を向けると「いま映画や音楽など、エンターテインメントがストップしかけていますが、僕らが止まらずに進むことによってできたこの映画が、たくさんの人の目に留まって、笑顔になってくれる人がいると思うと、僕らのできることは、皆さんに笑顔を届けて、背中を押すことなんだなと改めて感じました」と、さらに力強く突き進むことを誓っていた。(磯部正和)
映画『東京リベンジャーズ』は公開中