楽天が『カリオストロの城』4Kデジタルリマスター版を北京国際映画祭に出品
宮崎駿監督の劇場用アニメーション映画『ルパン三世 カリオストロの城』の4Kデジタルリマスター版が、9月21日から29日まで開催される「第11回北京国際映画祭」に出品されることが明らかになった。17日、楽天グループ株式会社が発表した。
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『ルパン三世 カリオストロの城』は、『ルパン三世』シリーズの劇場版第2作として1979年に日本で劇場公開。宮崎駿監督の映画初監督作品としても知られている。
楽天は、『ルパン三世』『それいけ!アンパンマン』『名探偵コナン』などアニメ作品の制作や、映像ライセンスビジネス、マーチャンダイジングビジネスを行ってきた株式会社トムス・エンタテインメントと、『ルパン三世 カリオストロの城』の中国における配給および商品化権に関するライセンス契約を締結。同映画祭において、本作の4Kデジタルリマスター版を、最先端の技術を用いて修復された世界各国の名作を紹介するパノラマ部門“Restored Classics”セクションに出品する。
楽天は今後、中国において本作の映像配給を計画しており、関連グッズの商品開発および販売といったマーチャンダイジングを行う予定。さらに、本作の中国での展開を筆頭に、さまざまなコンテンツの配給からマーチャンダイジングまで、包括的なプロデュースを行う国内外でのメディアフランチャイズ事業に取り組んでいく予定。(編集部・石井百合子)