衝撃の再現度!『ONODA 一万夜を越えて』比較画像

実在の旧日本軍兵士・小野田寛郎を題材にした映画『ONODA 一万夜を越えて』(10月8日公開)より、実際の報道写真と劇中の場面写真を比較した画像が公開された。
本作は、1974年に終戦後約30年のときを経て帰還し「最後の日本兵」と呼ばれた旧陸軍少尉・小野田寛郎の潜伏期間の史実に着想を得て映画化。太平洋戦争終結後も、フィリピン・ルバング島で懸命に生き延びた小野田の生きざまを描く。フランス、ドイツ、ベルギー、イタリア、日本の合作で、フランスの新鋭実力派アルチュール・アラリが監督を務める。 遠藤雄弥が青年期の小野田を、津田寛治が成年期の小野田をそれぞれ演じ、仲野太賀、井之脇海、嶋田久作、イッセー尾形らが共演する。
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公開された画像は、小野田が約30年ぶりにジャングルから出た際の報道写真と、小野田と発見者である鈴木紀夫とのツーショット写真。それらのシーンを再現した劇中の写真と比較すると、津田演じる精悍な顔つきの小野田と、仲野演じる健康的かつ社交的な鈴木という、対照的な二人の空気感が見事に再現されている。(今井優)