『エターナルズ』14歳子役が熱演!7,000年経っても見た目は子供のヒーローって?
マーベル・スタジオ最新作『エターナルズ』(11月5日公開)に登場する種族エターナルズは、人類の進化を7,000年もの間陰で見守ってきた。しかし、時が経っても見た目が子供のまま変わらないヒーローがいる。それが、14歳の子役リア・マクヒュー演じるスプライトだ。
スプライトは、本物そっくりな幻影を生み出す能力を授かっており、相手を惑わすことを得意とする。原作コミックではいたずら好きな少年として描かれているが、映画では見た目が12歳の少女という設定。数千年にわたって、人類から子供扱いされることに不満を抱いている。
2007年生まれのリアは、ホラードキュメンタリー「ア・ホーンティング(原題) / A Haunting」(2016)でデビューすると、ティモシー・シャラメ主演の『HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ』(2018)、ホラー映画『ロッジ -白い惨劇-』(2019)などに出演。兄、姉、弟も役者として活動しており、『HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ』では共演も実現した。
「スプライトはとにかく大人になりたいんです」と同作の記者会見で語っていたリア。地球人は時間の経過に合わせて成長するが、スプライトは7,000年経っても見た目は子供のまま。ヒーローとしての使命を果たしながら、大人として見られたい思いが募っていく。「エターナルズだけが、自分を子供扱いしない。でもスプライトは、彼らに子供っぽさを見せてしまう時もあるんです」。
14歳にしてマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)入りを果たしたリア。米・ロサンゼルスで行われたワールドプレミアに出席した際には、「撮影2週目で初めてスタントに挑戦して、私が宙に浮いた時、仕上がった映像は絶対にカッコいいと確信しました。同時に、ユニバースの一部になれたことが本当に嬉しくて、兄弟も喜んでくれていると思います」と Marvel Entertainment に心境を明かしていた。(編集部・倉本拓弥)