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村雨辰剛「隣に武田さんがいないから…」朝ドラ出演に緊張も英語を学ぶヒロインに共感

ロバートと安子の行く末は?
ロバートと安子の行く末は? - (C) NHK

 現在放送中の連続テレビ小説第105作「カムカムエヴリバディ」(月~土、NHK総合・午前8時~ほか、土曜は1週間の振り返り)で、米軍将校のロバート・ローズウッドを演じている村雨辰剛。スウェーデン出身ながら日本に帰化して庭師になったという異色の経歴を持つ村雨が、朝ドラ出演を振り返って緊張の撮影を振り返った。

村雨辰剛がイケメンすぎ…「カムカムエヴリバディ」第28回の場面カット【写真】

 連続テレビ小説の105作目にあたる「カムカムエヴリバディ」は、岡山・大阪・京都を舞台に、昭和から令和にかけての時代にラジオ英語講座とともに歩んだ祖母・母・娘の3世代親子を100年にわたって描くファミリーストーリー。“朝ドラ”では初となる3人のヒロインが登場し、上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がリレーを繋いでいく。

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 12月7日より登場したロバートを演じる村雨は、スウェーデン出身ながら日本に帰化し、庭師となった異色の経歴を持つ。NHKの人気番組「みんなで筋肉体操」の“筋肉体操ファミリー”として大きな注目を浴び、俳優として、小栗旬主演のドラマ「二つの祖国」ドラマ初出演を果たし、今後も永瀬廉(King & Prince)が主演を務めるNHKの土曜ドラマ「わげもん~長崎通訳異聞~」(全4回)が控えている。

 村雨ふんするロバートは進駐軍の将校で、日本で英語が通じず困っているところを助けられたことで、安子と親しくなる。英語はラジオの講座で学んだだけの安子にとって初めて耳にしたネイティブの英語となった。そして、ロバートとの出会いが大きな転機となっていく。

Q:「カムカムエヴリバディ」に出演することが決まったときのお気持ちは?

僕は演技経験自体が少なくて、決まると思っていなかったので驚きました。メディアに出させていただくときは新しい挑戦ができることが面白いと思っているので、演技させてもらえるというのがすごくうれしかったです。もし出身地のスウェーデンでもNHKが観られるなら、家族も喜ぶでしょうね。今までは「日本で何をやっているの?」と聞かれると、庭師というのは説明できても「みんなで筋肉体操」はかなり説明が難しかったので(笑)。ドラマに出ましたって言うと、あ、演技なんだと伝わりやすいと思います。やっとそれが言えます。

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Q:ご自身の役柄についての印象(ご自身との共通点・異なる点など)や、役を演じる上で意識したことなどを教えてください。

ロバートは明るくてしっかりしている人だなという印象です。ちょっと真面目なところが僕自身と似てるかな(笑)。僕はスウェーデンにいた頃、周りに日本語が全くない環境の中で日本語を覚えようと勉強していたので、安子さんやストーリーとの共通点も感じています。
僕はスウェーデン出身で、ふだん使う英語がイギリス英語でもアメリカ英語でもどっちでもないので、なるべくアメリカ人になりきるように努力しました。アメリカ人の友だちと会話して、ちょっとその英語が移るようにとか、間違いを注意してもらったりとか、できるだけのことはしたつもりです。

Q:撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

撮影初日に長めのセリフがいっぱいあるようなシーンが続いたので、さすがに緊張しました。安子役の上白石萌音さんが、僕が何にもわからなくてすごく迷惑をかけている分をフォローしてくださってとても助かりました。年齢は僕よりだいぶ下ですけど、すごくしっかりしていて大人な方だなと思います。プロフェッショナルで、ものすごくすてきです。同じNHKの番組でも、「みんなで筋肉体操」とは雰囲気が全然違います。隣に武田真治さんがいないから(笑)。武田さんもしくは谷本さんがいれば、安心だし、緊張感もほぐれたんですけどね。

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Q:視聴者のみなさんへメッセージをお願いいたします。

すごく国際的な新しい要素がたくさんある作品なので、ロバートと安子さんの関係性の今後をぜひみなさんに観ていただけたらなと思いますね。今から70年以上も前の日本でも、実際にこんなに国際的だったとは僕も知りませんでしたし、非常に興味深いです。ロバートや安子の生き方は、本当に当時の最先端だったでしょうね。すごく昔の話であっても、これからグローバリズムが進んでいく中でためになる話や、現代と通じ合うような話も多いかなと思います。安子さんとロバートの展開がどうなるのか、放送をぜひぜひ楽しみにしていてください。

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