ラブコメ漫画「あせとせっけん」佐藤寛太&大原優乃で実写ドラマ化
においフェチ男子と汗っかき女子の純愛を描いた、山田金鉄の人気漫画「あせとせっけん」が、佐藤寛太(劇団EXILE)と大原優乃の共演で実写ドラマ化され、2月3日からMBSドラマ特区枠で放送されることが決定した。
「あせとせっけん」は、とある化粧品&バス用品メーカーを舞台に、せっけん商品開発のプランナー・名取香太郎(なとり こうたろう)と、同じ会社で経理部として働く八重島麻子(やえしま あさこ)の恋を描くコメディー。重度の汗っかきで、会社のデオドラント製品が手放せない麻子は、ある日、廊下ですれ違った香太郎から「あなたのにおいにビビッときました」といきなり告白される。その後、商品開発のため「毎日においを嗅がせてほしい」と香太郎に懇願された麻子は、勢いに負けて協力することになり……。
香太郎役の佐藤は、もともと原作のファンだったといい「漫画ならではの良さを知っている分、文字だけで表記してある脚本と向き合うたび、かなり異色のドラマが生まれるのじゃないかとワクワクと戦々恐々とした気持ちが入り混じりながら読み進めております」とコメント。「この幸せいっぱいの物語をドラマ化するにあたり映像化したことによる良さを皆さんに伝えられるよう創っていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします」と意気込む。
麻子役の大原も原作ファンで「このお話をいただいた日、嬉し泣きしながら帰ったのを覚えています」と歓喜。「撮影はこれからですが、麻子の健気で不器用な可愛らしさを大切に演じたいです。そして佐藤さんに身を委ね、この作品を育んでいけたらと思います。自分のコンプレックスを愛してくれる男性と出逢うことで前向きになれる、とてもピュアなラブコメです。観てくださる方々に、共感していただけますように。よろしくお願いいたします」と語っている。
また、原作者の山田は、驚きだったという実写化オファーを「一瞬なんの事かよく分かりませんでした。企画書などを拝見してようやく『あれ? これ本当の話?』と自覚した次第でして……」と振り返りながら「目に見えない『におい』という題材やあらゆる面でハードルが高いのではと思っていましたが、監督を始めスタッフの方々の熱意はヒシヒシと伝わってきました! 監督の手腕と主演お二人の快演を、いち視聴者としてとても楽しみにしております!!」と期待をかける。
監督はドラマ「シリーズ・江戸川乱歩短編集」シリーズを演出した渋江修平。目には見えない、においの映像表現にも挑んでおり、「原作に溢れる2人の幸せを少しでも強く、かつエンターテインメントにお届けするべくスタッフ一同本気になっております。そして、目に見えないニオイを描くという最高のやりがいを噛み締めております」とコメントしている。(編集部・入倉功一)
ドラマ特区「あせとせっけん」は2月3日よりMBSほか放送開始 1話放送(MBS)25:09~(初回・2 話・3 話が通常時間24:59 から10分押し)