ポン・ジュノ監督、次回作はロバート・パティンソン主演のSFか 米ワーナーが製作
映画『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞監督賞を受賞したポン・ジュノ監督の次回作は、米ワーナー・ブラザースが製作するSF(タイトル未定)になるとDeadlineが独占で報じた。『TENET テネット』のロバート・パティンソンが、主演を務める方向で交渉中だという。
同サイトによると、映画は2月に出版されるエドワード・アシュトンのSF小説「ミッキー7(原題) / Mickey 7」に基づく内容になるとのこと。小説は、氷の惑星ニヴルヘイムを植民地化する危険な任務に、消耗品として派遣された調査団チームの物語で、クルーたちは死ぬと“ミッキー”となり、元の記憶のほとんどを引き継いだ新たな肉体を獲得。6度の死を経た時、隠された秘密が明かされるという。映画はポン監督の製作会社オフスクリーンに加えて、ブラッド・ピットの製作会社プランBも参加する。
ポン監督は脚本も兼任予定で、映画のストーリーは小説とは異なる可能性もある。昨年末に原作者エドワードから小説の原稿を渡された監督は、その後映画化に着手。ホリデー休暇前にAリスト級俳優数人と接触したといい、その中にパティンソンが含まれていたという。
ポン監督とワーナーは、HBOで放送予定の『パラサイト 半地下の家族』テレビシリーズに続き2度目のタッグとなる。主演候補のパティンソンは、人気DCヒーローを演じる『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(3月11日全国公開)が控えている。(編集部・倉本拓弥)