山田涼介「高いところが苦手」東京スカイツリーでのイベントに本音
山田涼介(Hey! Say! JUMP)と土屋太鳳が24日、東京スカイツリー(R)で行われた映画『大怪獣のあとしまつ』のイベント・東京スカイツリー点灯大作戦に登壇。美しい光景が広がる高さ350mに位置する天望デッキにいながら、「高いところが苦手」という山田はかたくなに景色に目をやらず、報道陣のカメラに向かって「顔を売っていこうと思っています!」とアピールし、会場の笑いをさらっていた。
子どもの頃に誰もが憧れた特撮映画。その中で倒された怪獣の死体処理はどうなっていたのか……? 本作は、そんな誰もが知る“巨大怪獣”の、誰も知らない“死んだ後”の物語を描いた空想特撮エンターテインメント。
巨大怪獣の死体処理にあたる特務隊員・帯刀アラタ役の山田は、スカイツリー初体験だそうで、「映画の中では格好良くヘリコプターに乗ったり、高い所にいるんですけど、実際の僕は高いところが苦手なので、なるべく後ろ(の窓からの景色)を見ないように、前だけを見て楽しめたらなと思います」と力強くあいさつ。
一方、アラタの元恋人で環境大臣秘書官・雨音ユキノ役の土屋は、「元気がなくなりそうなとき、迷っているときに、よく友人とスカイツリーに来て『頑張ろう!』と言っていたので、まさか大好きなところで大切な作品のことをお話しできるなんて夢のようです」と笑顔を見せた。
作品にちなみ、理想のヒーロー像を問われた山田は、「格好いい親父だと思っていつも見ているので、僕にとってのヒーローは親父なのかな」と返答。「おちゃらけたお父さんではあるので、そういうところも似てしまったのかな」とはにかみながらも、「理想的な年の取り方」「男らしさ」「芯が通っている」ところに憧れていることを明かした。土屋は、「今でいうと、医療従事者の方々や研究者の方々をヒーローやヒロインだと感じています。もう一つは、特撮作品をずっと観てきて、諦めずに生きていこうとするヒロインやヒーローは憧れです」と答えた。
成功すれば、東京スカイツリーを「大怪獣カラー」にライトアップできるという謎解きにも挑戦した山田たち。制限時間を大幅にオーバーするも、なんとか謎を解いた山田は、「(練習問題に比べて)急に難しいじゃない。びっくりしちゃったよ」と苦笑い。しかし、点灯ボタンを押してスカイツリーが緑や赤色にライトアップされたことを中継映像で確認すると、「すごい。こんなに細部まで色を変えられるんですね。一色なのかと思っていた」と感激していた。(錦怜那)
映画『大怪獣のあとしまつ』は2月4日より公開